【市本行平:Webikeニュース編集部】

2013年のデビュー以来、着々と進化を重ねてきたCBR400Rが、2022年型でさらなる進化を見せてくれそうだ。同じプラットフォームを採用するCBR500Rが欧州で2022年型を正式発表し、フロントに倒立フォークやラジアルマウントキャリパー+ダブルディスクブレーキを新たに採用。それと同じ内容で新型CBR400Rは12月に発売されるという情報だ。

サスペンションやブレーキを全面刷新してよりスポーティに変貌

ここで紹介するのは欧州仕様のCBR500Rだが、2022年型のCBR400Rも同様にモデルチェンジすると見て間違いないだろう。まず、2022年型のCBR500Rは、径41mmのSHOWA製ビッグピストンフロントフォークを採用するとともに、ブレーキをダブルディスク化。キャリパーは4ポットラジアルマウント×2となり、従来の2ポットシングルディスクから大幅に強化された。

リアまわりではスイングアームを新設計。スチール材を2.3mm厚→2.0mm厚に変更して軽量化している。ねじれ方向に強く横方向は柔軟な特性とし、ハンドリング性能を向上させている。また、ホイールは従来6本だったY字スポークを5本とし、見た目にも軽快な印象となっている。

CBR500/400Rは、2019年型で外観をよりアグレッシブにするとともにハンドルをより低くしたライディングポジションとしてスポーツ性を高めている。それでも倒立フォークを採用するCBR250RRやCBR650Rといった兄弟モデルに差をつけられていたが、今回は足回りを完全武装した上にステップもソリッドとして、もはや「RR」と言える仕上がりに変貌を遂げている。

まさか2022年型はCBR400RRというネーミングになるかどうかは来月と思われる正式発表を待ちたい。ちなみに、新型CBR400Rの日本での発売は12月上旬との情報だ。

▲9月1日に欧州で発表された2022年型CBR500R。エンジンはフューエルインジェクションのセッティングを変更。スペックは変わらないがトルク特性が向上している。ラジエターも改良され100g軽量化された

▲こちらは2020年型CBR400R。CBR500Rのエンジンをショートストローク化した国内向けモデルだ。2019年型でハンドルをトップブリッジの下側にマウントし、スーパースポーツに近いライディングポジションになった

▲左が従来型で右は新型CBR500R。強化されたフロントサス&ブレーキに合わせてステップもラバーを排したソリッドタイプとなった。従来型でよりスポーティになったポジションが完成形になったと言える

▲CBR500Rのフロントまわり。倒立フォークに変更されたが径は41mmを踏襲。ブレーキは径320mm×1→296mm×2とし、従来の2ポットキャリパーはラジアルマウント式対向4ポットキャリパーに変更されている

2022 CBR500R 諸元

ENGINE

 

Type

Liquid-cooled 4 stroke, parallel twin

Displacement

471cc

No of Valves per Cylinder

4

Bore & Stroke

67mm x 66.8mm

Compression Ratio

10.7: 1

Max. Power Output

35kW @ 8600rpm

Max. Torque

43Nm @ 6500rpm

Noise Level (dB)

L-urban 74dB L-wot 76.4dB

Oil Capacity

3.2L

FUEL SYSTEM

 

Carburation

PGM FI electronic fuel injection

Fuel Tank Capacity

17.1L (inc reserve)

CO2 Emissions (WMTC)

80 g/km

Fuel Consumption (WMTC)

3.5L/100km (28.6km/litre)

ELECTRICAL SYSTEM

 

Battery Capacity

12V 7.4AH

ACG Output

23.4A/2000rpm

DRIVETRAIN

 

Clutch Type

Wet multiplate, Assisted slipper clutch

Transmission Type

6 speed

Final Drive

Chain

FRAME

 

Type

Steel diamond

CHASSIS

 

Dimensions (L´W´H)

2080mm x 760mm x 1145mm

Wheelbase

1410mm

Caster Angle

25.5 degrees

Trail

102mm

Seat Height

785mm

Ground Clearance

130mm

Kerb Weight

192kg

SUSPENSION

 

Type Front

Showa 41mm SFF-BP USD forks, pre-load adjustable

Type Rear

Prolink mono with 5 stage pre-load adjuster, Steel hollow cross swingarm

WHEELS

 

Type Front

5Y-Spoke Cast Aluminium

Type Rear

5Y-Spoke Cast Aluminium

Rim Size Front

17 x MT3.5

Rim Size Rear

17 x MT4.5

Tyres Front

120/70ZR17M/C (58W)

Tyres Rear

160/60ZR17M/C (69W)

BRAKES

 

ABS System Type

2-channel

Type Front

Dual 296mm x 4mm disc with Nissin radial-mount two piston calipers

Type Rear

Single 240mm x 5mm disc with single piston caliper

INSTRUMENTS & ELECTRICS

 

Instruments

LCD Meter with Speedometer, Bar Graph Tachometer, Dual Trip Meters, Fuel Level and Consumption Gauge, Clock, Water Temp, Gear position, Shift Up Indicator

Headlight

LED

Taillight

LED

Security System

HISS (Honda Intelligent Security System)

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