RZ50 2006年式 (50cc)
オーナー:ハチさん
ウェビックコミュニティに投稿されているMYバイクの中から、「ハチ」さんが今乗っているバイク、RZ50をご紹介します。
ヤマハの歴史的名車「RZ」の名を最後まで残したモデルがRZ50になります。同じRZ50でも角目の前期型と丸目の後期型があり、世代によって思い浮かべるスタイルが異なると思います。
まず、角目の前期ですが、こちらは1981年にデビューした50ccスポーツ初の水冷エンジンを搭載した2ストロークモデルでした。1年先行して大ヒットを記録していたRZ250の原付版で、自主規制上限の最高出力7.2PSを発揮したこともあってインパクトは大きく、原付に革新をもたらしたモデルです。この後、ホンダはMBX50、スズキはRG50ガンマをリリースし、原付でも巻き起こったレプリカブームのきっかけにもなりました。
RZ50は、原付ながらYPVSに先駆けてYEISという2ストロークエンジンで不足しがちな低中速トルクを補う機構を採用していました。同列で語れるようなメカニズムではありませんが、横文字が並ぶメカが搭載されること自体が原付では珍しかった時代です。また、フロントにはディスクブレーキ、リアにはモノサスを装備するなど、ヤマハらしい走りの装備も本格的なスポーツ性能を予感させてくれました(筆者は前期世代です)。
▲初代RZ50は1981年。兄貴分のRZ250が丸目だったのに対し角目の直線基調のデザインにされています。1980年代初頭は「角」が流行り出していたのです。
そして、「ハチ」さんの乗る後期型は1998年に発売されました。同じRZ50という名称でありながら大きく方向性が異なるモデルで、往年のTZレーサーを彷彿とさせる長いタンクにスポークホイールの装備でスタイルは完全に懐古調です。一方、エンジンは1990年のTZR50を経て、YZ80ベースのパワーユニットに進化したTZR50R、TZM50R系を採用しています。エンジン始動もセルスターターを装備していて、利便性が増しているのです。
原点のRZ50に始まり、レプリカモデルを経てネオクラシックに回帰するという、日本のバイクの歴史を凝縮したような歩みも面白いと思います。後期型は2スト250モデルが絶版となる中でも2006年までラインナップされ、「RZ」の名を最後まで残しました。
▲後期型RZ50は1998年。当時販売が続けられていたDT50ベースの車体にTZR50R系の最新エンジンを搭載しました。
■購入動機
2スト大好きで50ccMT車楽しい
■長所
サイズが丁度いい、加速は50ccでは最速 見た目もかっこいいし整備性がいい
ハンドリングも素直で最高 何と言っても2ストの焼けたオイルの匂いがたまりませんね。
■短所
ライトが暗い、低速が無いに等しい、キャブ車なのでその時の調子が気まぐれ、1~2速は無いに等しい3速から本領発揮 排ガスが匂うので近所迷惑。
■アドバイス
もうこのての2ストMT車はポンコツしか売ってない、2ストなのでエンブレが効かない、キャブ車なので気まぐれです。パワーバンドにはいったときの加速はやみつきですよ、何と言っても乗りやすい、原付スクーターはぶっちぎれます。
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