
■大会名:もてぎロードレース選手権 第3戦
■開催日:2021年7月24日/25日
■開催場所:栃木県 ツインリンクもてぎ
■参戦ライダーおよびレースリザルト
・ST600クラス
#98 阿部 真生騎
予選:クラス1位 / 総合1位
決勝:クラス1位 / 総合1位
#81 青田 魁
予選:クラス6位 / 総合11位
決勝:クラス4位
レースレポート
7月24日/25日にツインリンクもてぎで開催された「もてぎロードレース選手権 第3戦」ST600クラスに、チームノリックから阿部真生騎選手と青田魁選手の2名が参加しました。
ST600クラス決勝の土曜日は気温が30度近くまで上昇し、ライダー達は体力・集中力共に厳しいレースとなりました。
阿部真生騎選手は全日本でも着々と実績を積んでおり、青田魁選手は600CCクラスでは3戦目となるレースとなりました。
阿部 真生騎
■もてぎロードレース選手権 第3戦 ST600クラス
予選:クラス1位 / 総合1位 決勝:クラス1位 / 総合1位 Best Time:1'58.156
青田魁
■もてぎロードレース選手権 第3戦 ST600クラス
予選:クラス6位 / 総合11位 決勝:クラス4位 Best Time:2'00.618
阿部光雄監督コメント
今回は土曜日のレースで阿部真生騎がインター、青田魁がナショナルクラスで走行しました。
前回2戦目は真生騎は怪我のため欠場。魁は3戦目になります。
[金曜日の特別スポーツ走行]
午前と午後2回の特別スポーツ走行は、ともに20分間の短い走行でした。
午前の1回目は真生騎がベスト2分00秒。鈴鹿で転倒後の初走行と4月以降のもてぎと言う事もあり、セッティングが合わずリアタイヤの滑りが激しいとのことで2分を切れず1回目を終わりました。
魁はまだまだ600ccに慣れなくてはならず、2分3秒1がベストでした。
午後の2回目は太陽が激しく照りつける厳しい暑さとなりました。
真生騎はタイヤとセッティングもかなり大幅に変え2回目に臨みました。
途中フロントブレーキが入る(レバーが手前にきてしまう)症状でピットインするも、そのまま走りきりベスト1分58秒8までタイムを伸ばし、この暑さでは上々のタイムでした。
魁もセッティングを変えて、コーナーの曲がりも良くなったのか、ベスト2分2秒0の自己ベスト更新でした。
[24日 ウォームアップ⇒予選⇒決勝]
真生騎のウォームアップは昨日のベストを更新する1分58秒6でした。
魁も昨日のベストを上回る2分1秒6の自己ベストでした。
予選で真生騎は2周目になる計測1周目に1分57秒0で帰ってきて、3周目には、1分56秒703で早々にポールポジションを決めました。
魁は2分0秒台に入る2分0秒898を6周目に記録、総合11位、クラス6位でした。
そして決勝。
真生騎はホールショットを決めたものの2番手ライダーに差し返されたりと、序盤は3台でのバトルから中盤より2台の激しいトップ争いになり、何度もトップを入れ替えながらも最終周トップに立ちそのままゴールでした。
魁は4-5台の激しい8位争いを繰り広げ、途中2分0秒6の自己ベストを出しながら総合8位でフィニッシュ。クラス4位でした。
今回は暑い中、予選中極小量の雨がパラつきましたが影響なく全てドライコンディションでした。
真生騎は練習から予選と、トップで飛び出し1周目から常に好タイムを刻み、取り組み方がよく、自己ベストには届きませんでしたが暑い中での56秒台は良かったと思いました。
しかしレースは2番手ライダーに翻弄されたのか自分のペースで走れていなかったように見え、本来の走りができたら独走態勢に持ち込めたと思うのですが接戦になったのはまだまだ経験の浅さかなと思いました。
しかしラストラップでトップに立ちそのままゴールできたのは収穫でした。
魁は金曜、土曜日の決勝まで5回のセッションに於いて常にタイムを更新しており、また4-5台のバトルも制し、成長が伺えるレースウィークでした。
応援をしていただいている皆様に大変感謝をしております。
これからもよろしくお願い致します。
photo by Ishizaki Nobuki
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