
BMW Motorradは、ミドルサイズ・スクーター「C 400 X」「C 400 GT」を7月16日に発売することを発表した。
新型は、従来モデルと同様に350cc単気筒エンジンを搭載し、最高出力25kW(34ps)/7,500rpm、最大トルク35Nm/5,750rpmを発揮する。そのエンジンの駆動を効率よく伝達するために、CVT(無段変速機)ギヤ・ボックスと、振動を抑え快適性を高めるスイングアーム・ベアリングを備えた、ねじれ剛性の高いスイング・アームが装備された。
さらに、駆動装置にも様々な面で改良が加えられている。新しい触媒コンバーターやワイド・バインド酸素センサーの採用、シリンダー・ヘッドの改良、ジェネレーター・カバー上の新しいセンサーの採用、最適化されたワイヤー・ハーネスの導入、アイドリング・スピード・レギュレーターの廃止及びアイドリング・スピード・コントロールの変更などにより、よりスムーズかつ繊細なスロットル・レスポンスとアイドリング安定性を向上させている。
安全装置として標準装備されているオートマチック・スタビリティ・コントロール(ASC)に、新たにオートマチック・ラディアス・キャリブレーション機能を採用した。今までは、タイヤ交換時などに手動での調整(キャリブレーション)が必要だったが、オートマチック・ラディアス・キャリブレーション機能が採用したことで、自動で調整が行われるようになり、メインテナンス性が向上した。
さらに、従来よりも俊敏なレスポンスと、濡れ路面などの滑りやすい状況における車両操作性を向上。ブレーキ・システムには、新しいフロント・ブレーキ・キャリパーを採用し、ブレーキ・レスポンスの向上と共に、左右対称のブレーキ・フィールを実現した。
機能面では、シート下の収納スペースの照明を、従来の側面からではなく、上方からの照明に変更したことで、利便性を大幅に向上させている。さらに、12Vの電源ソケットに加えて、新たにUSB充電ソケットを装備した。両モデルとも日本仕様はETC 2.0を標準装備した。
目次
C 400 X
ブラック・ストーム・メタリック/レーシング・ブルー・メタリック
ブラック・ストーム・メタリック 2
グラナイト・グレー・メタリック
C 400 GT
希望小売価格:930,000円(消費税込)
ブラック・ストーム・メタリック 2
アルピン・ホワイト
カリスト・グレー・メタリック
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情報提供元 [ BMW Motorrad ]
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