最後の空冷四発、初代タンクのCB1100は2021年型がファイナルエディション【今週の愛車ピックアップ】

CB1100 EX 2014年式 (1140cc)
オーナー：ユウスケさん

ウェビックコミュニティに投稿されているMYバイクの中から、「ユウスケ」さんが今乗っているバイク、CB1100EXをご紹介します。

ゼファー750／1100が生産終了となり残るはXJR1300のみ、となった2010年に空冷4気筒エンジンを搭載してデビューしたのがCB1100。CB1300系の水冷エンジンをベースに空冷化し、見た目の美しさだけでなく、あえてバラつきを出すバルブタイミングにするなどして空冷四発らしいフィーリングを作りこんできました。

スタイルは2007年に東京モーターショーに出品されたコンセプトモデル・CB1100Fを市販に落とし込んだもので、CB400フォア譲りのデザインが人気となっていました。この形のタンクを採用するCB1100シリーズは、2017年型のモデルチェンジでスタンダードのCB1100のみとなり、CB1100EXやCB1100RSはグラマラスなフランジレスタンクを新たに採用しています。

「ユウスケ」さんの所有するCB1100EXは、2本出しマフラーとスポークホイールを採用しつつも初代系タンク（EXは3L増）を継続していた2014年型で、この形のタンクが好みの方は初代か二代目を中古で購入するか、CB1100を新車で購入することも選択肢になります。

しかし、シンプル装備で根強い人気のCB1100は、今販売している2021年型がファイナルエディションになることが決まっています。ホンダからのアナウンスはありませんが、今お店に売っているもので最後になるので、早めに決断した方がいいでしょう。また、CB1100EXとCB1100RSは2022年型がラストになる模様なので、こちらを狙っている人も猶予はあまりありません。CB1100シリーズが、本当に最後の空冷四発となってしまいそうな状況です。

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