国土交通省は、政府全体で推進している引越しに伴う手続きの負担軽減の一環として、引越し時の変更登録申請を個人がオンラインで行った場合、ナンバープレートの交換を次回の車検時まで猶予する特例を創設することを発表した。

住所変更時の変更登録を個人がオンラインで申請した場合、新旧の車検証の交換を郵送で対応し、車検証の備考欄に旧登録番号(旧ナンバープレート番号)を記載することにより、ナンバープレートの交換が次回の車検時まで猶予され、引越し直後の運輸支局等への出頭が不要となる。

運用開始時期は令和4年1月が予定されており、詳細は後日公表される。

【関連ニュース】
車検証を電子へ!国交省、電子車検証の仕様に関する検討結果を発表 

1.背景

引越しの際には様々な行政機関や民間事業者に対して住所変更手続きを行う必要があり、引越しを行う方の負担となっていることから、政府では、引越しに伴う手続きの負担軽減に向けた取組を進めております。
自動車保有に係る住所変更手続き(変更登録)においては、自動車OSSによるオンライン申請の場合であっても、ナンバープレートの交換等のために運輸支局等に出向く必要があることから、国土交通省では、今般、個人によるオンライン申請の場合に、ナンバープレートの交換を次回の車検時まで猶予する特例を創設することとしました。

※自動車の登録検査、保管場所証明、税・手数料納付をオンラインで一括して行える「自動車保有関係手続のワンストップ・サービス(OSS)」

2.特例のポイント

 
・住所変更時の変更登録を個人がオンラインで申請した場合に、
 [1]新旧の車検証の交換を郵送により対応する
 [2]車検証の備考欄に旧登録番号(旧ナンバープレート番号)を記載することにより、ナンバープレートの交換は次回の車検時まで猶予することにより、引越し直後の運輸支局等への出頭を不要化します。
・特例措置を利用するかどうかは選択可能とします。
・運用開始時期は令和4年1月を予定しています。

添付資料

報道発表資料(PDF形式)

情報提供元 [ 国土交通省 ]

この記事にいいねする


コメントを残す