プロエクストリームライダーにしてYouTuberの小川裕之選手が主催するOGAチャンネルに、DIDバイクチェーンの工場見学動画がアップされた。月間200kmもの長さのシールチェーンを製造する大同工業の福田工場にカメラが潜入し、素材の段階からパッケージに梱包されるまでの工程を完全公開するその映像に「46」の刻印を発見。これは気になる!

チェーンの製造工程はまるで「ピタゴラスイッチ」、ずっと見ていられる楽しさ

ほとんどのバイクは駆動系にチェーンドライブを採用しており、ライダーにとってタイヤに次いで馴染み深いパーツがチェーンと言えるだろう。汚れたらメンテナンスをするし、伸びたら調整や交換もしなければならないパーツだけに、こだわりのあるライダーも多いはず。

一方で、チェーンの製造工程はまず見る機会はない。ということでエクストリームライダーの小川裕之選手が、自身が愛用するDIDチェーンの製造工程を徹底的に取材してきてくれた。“バームクーヘン”状の鉄板と“鉄のリール”が加工され、ドライブチェーンに組み立てられ行く様は、まるで「ピタゴラスイッチ」。普段お世話になっている重要なパーツだけに見ていて飽きない楽しさがあるぞ。

チェーンの材料のひとつ。バームクーヘン状に巻かれた鉄板がどうやってチェーンになるのか!?

こうやって抜かれている状態になれば、何がどうなったか想像がつく?

この太い針金状のものがどうやったらチェーンの部品になるのか?

組み立て工程で素早く一コマずつ組み上がっていく様は圧巻!

なんと小川選手が撮影していたチェーンは4月下旬発売予定のバレンティーノ・ロッシ選手とのコラボモデルだった!

DIDのチェーンは一つ一つの部品の徹底した品質管理で成り立っている

チェーンは無数の部品の集合体で、プレートやシールなどリンク一つでも多くの部品点数を数える精密部品。これが製品においては100リンク程になり部品にすると700~800点にも上る。これらを全て均一の品質に保って何万本も作るとなると製造能力だけでなく製品管理が重要と、動画の中でDIDの大石氏は語る。この動画を見るとそれが納得できるはずだ。

【驚愕の機械たち】DIDのチェーン工場へ見学にいったら完全にピタゴラスイッチだった!!

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