
■大会名:2021 筑波ロードレース選手権シリーズ 第一戦
■開催日:2021年3月6日(土)
■開催場所:茨城県 筑波サーキット
■ライダー/レース結果
・IA ST600クラス #98 阿部真生騎
予選:クラス8位 / 総合9位
決勝:リタイヤ
・NA ST600クラス #31 青田魅
予選:クラス5位 / 総合14位
決勝:クラス5位 / 総合13位
目次
レースレポート
筑波サーキットで開催された「筑波ロードレース選手権シリーズ第一戦」に
昇格後初めてのIA(国際)クラスST600に[阿部真生騎選手]が、
600cc初レースでNA(国内)クラスST600へ[青田魁選手]が参戦しました。
阿部真生騎選手は予想を超える好タイムで周回を重ねていましたが、6周目の1コーナーで転倒。惜しくもリタイヤとなりましたが、全日本クラスと走る事で自身の力を証明する事が出来た実りあるレースとなりました。
青田魁選手は予選で転倒した際に肩を痛め、決勝ではペースを上げることが出来ずに総合13位、クラス5位でフィニッシュとなりました。魁選手も課題を残す結果となりましたが、まだまだ始まったばかりのST600クラスなのでこれからの成長に期待が出来るガッツを見せてくれました。
次回参戦は4月の3日、4日に栃木県 ツインリンクもてぎで行われる【MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ 第1戦】に[阿部恵斗選手]ならびに[阿部真生騎選手]が参戦します!
同門対決となる熱いレースに是非応援をよろしくお願いします!
阿部真生騎
■2021 筑波ロードレース選手権シリーズ 第一戦 IA ST600クラス
予選:クラス8位 / 総合9位 決勝:リタイヤ
青田魅
■2021 筑波ロードレース選手権シリーズ 第一戦 NA ST600クラス
予選:クラス5位 / 総合14位 決勝:クラス5位 / 総合13位
阿部光雄監督コメント
今年の初戦、筑波ロードレース選手権が3月6日に予選及び決勝が行われました。
6日当日は雨予報もあったのですが天候に恵まれ、むしろ暑くさえ感じる日和でした。
今回は阿部真生騎が昇格後初めてのIA(国際)クラスST600、青田魁は600cc初レースでNA(国内)クラスST600への出場です。
IAクラス11台、NAクラス12台、合計23台のエントリーで予選決勝とも混走でした。
真生騎は3日から練習に入り、魁(カイ)は4日からの筑波入りでした。尚4、5日は阿部恵斗も練習に参加しました。
4日。
真生騎は練習2日目、2回目の走行で58秒4の自己ベストタイムを出し、58秒台を連発することが出来るようになり成長が伺えました。
カイは1回目の走行で1分1秒8の自己ベストが出て、これからと思った矢先に最終コーナーで転倒。
本人に怪我はなかったのですが、バイクのダメージが大きく2回目の走行をキャンセルし急遽修復作業に徹し、5日のテストに備えました。
5日。
真生騎は57秒台を目指しましたが、やはり簡単には行かず58秒台に止まりました。
カイは1回目の第2ヘアピンでハイサイドを起こし、転倒は免れましたが前部スクリーンに右肩を強打。
痛みがあった為、午前のスポーツ走行2回目と特別スポーツ走行1回目は走ったのですが、2回目はキャンセルして6日の本番に賭けました。
そして6日の予選。
真生騎は前車の転倒を避けコースアウトするなどで、短い12分ではリズムが取れなかったのか58秒818に止まり、6番タイムだったのですが、白旗無視で3グリッド降格の9番グリッドからのスタートになりました。
カイはやはり肩の痛みが残り、思うようには走れず自己ベストの更新はならず1分2秒681で全体の14番手でした。
午後2時過ぎからの決勝レース。
真生騎はスタートが好調で5番手に浮上、予選タイムを超えるタイムで走っていたのですが、4番手を走っていた6周目の1コーナーでフロントタイヤスリップにより転倒。
ピットには帰れたのですが、そのまま終了となりました。
カイは肩の痛みを抱えながらの走行でやはりペースを上げる事ができず、それでも無事完走で総合13位、クラス5位でした。
今回真生騎は自己ベストを大幅に更新、転倒でレースは終了でしたが全日本クラスと走る事で自分の持っているポテンシャルを引き出せる事が証明でき、実りあるレースウイークでした。
カイは度重なる転倒と経験不足が災いして、想像していた走りが出来ず課題を残したレースとなりました。
しかしモタードの速さ等のトレーニングを見ると才能には恵まれているので今後の成長に期待です。
皆様の応援、誠に有難うございました。
今後とも宜しくお願い致します。
photo by Ishizaki Nobuki
情報提供元 [ Webike Motosport ]
この記事にいいねする