ZX-25R 2021年式
オーナー:おなきんさん
ウェビックコミュニティに投稿されているMYバイクの中から、「おなきん」さんの今乗っているバイク、ZX-25Rをご紹介します。
まさかこの時代に? と多くの人が驚いたカワサキのZX-25Rは、250ccながら並列4気筒のエンジンを採用している超高性能モデル。250ccクラスにおいては、2008年にカワサキが投入したニンジャ250でフルカウルスポーツモデルが大ヒット。以降、ニンジャ250を超えるためにヤマハがYZF-R25、ホンダがCBR250RRで対抗し、まるでレーサーレプリカ時代のように盛り上がっている状況なのです。
そこに、カワサキが他社の追随を振り切るかのように2020年に投入した最終兵器がZX-25Rです。なんといっても武器は高回転型の並列4気筒エンジンで、併売しているカワサキのニンジャ250(並列2気筒エンジンで37PS)を8PS上回る45PSを達成。また、インドネシア仕様では50PSという、往年のレーサーレプリカ・ZXR250を大幅に上回るパワーを発揮しているのも大きな話題となりました。
その分価格は82万5000円~91万3000円というビッグバイクに迫るものになってしまいましたが、販売は好調。入荷数も決して潤沢ではなく、欲しければ即決断した方いい状況です。「おなきん」さんのインプレは下記をじっくり読んで欲しいのですが、裏技としてZX-10R用の「ストンプグリップ STOMPGRIPトラクションパッド ストリートバイクキット」が流用できるという、貴重な情報も寄せてくれています。
■購入動機
4スト250cc4気筒のマシンに乗ってみたくなった為、購入。
現在のメイン通勤号ですが、今後はワンメイクレースにもスポット参戦の予定です。
Team Green Cupにカスタムクラスが新設されたら本格的にレーサー化かな。
■長所
・購入前は低速トルクの細さを心配していましたが、同じ250ccでも2ストのKR-1Rに比べれば十二分に足りていましたね。特に日常使いで困る事はないと思われます。
・少し重ための車体は安定志向でありながら、コーナーではグイグイ曲がっていきます。
・鉄フレームは限界を迎える前に「あのー……私そろそろヤバイ、かも……?気を付けて下さいね」とこちらに伝えてくれるので助かります。(アルミフレームのKR-1Rは「ワリィ!アタシャもうダメだ!ウヒョーッ!」といった趣です)
・上まで回すととてもたのしい。ゆかい!ゆかい!
追記:ストンプグリップをお探しの方へ。
車種専用品は現状ラインナップにありませんが、ZX-10R(2011-)用の物が流用可能です。
向きを変えてペタッと貼ればアラ不思議、まるでシンデレラフィット!
■短所
・件のTeam Green Cupは、参加の敷居を下げる名目で改造範囲が物凄く狭いのですが、せめてバックステップだけは付けたいかなー……なーんて思います。
・ブレーキペダル・シフトペダルをオフ車並に上向きにして、ステップを足裏で畳んだ状態でコーナリングしましたが、鈴鹿サーキットの2コーナーとスプーンでそれぞれのペダルを削ってしまいました。
……もっと身体をインに入れて走れという事かな?頑張りますw
・レース指定タイヤのダンロップ GPR300はトラコンを切らなければそんなに滑りません。レースの周回数によっては後半に熱ダレしてこないか少し心配。
■アドバイス
今後排ガス規制が更に強化されてくると生産が難しくなってくる事が危惧されます。
乗ってみたいな、と思われる方は今のうちに買っておくのが良いかもしれません。
■今後のカスタムプラン
ライダーの軽量化ですねw
>>Webikeコミュニティで「おなきん」さんのバイク詳細情報を見る
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