ティー・プロ・イノベーションは、2021年シーズンも日本郵便 Honda Dream TPとして全日本ロードレース選手権に参戦することを発表した。ST1000クラスに昨年、初代チャンピオンを獲得した高橋裕紀、ST600クラスに小山知良を引き続き起用する。

高橋選手は今シーズンゼッケン1を付け、タイトル防衛を目指し、小山選手はゼッケン3を付け、新型となるCBR600RRでタイトル奪還に挑む。

ライダー
小山知良(こやま ともよし)1983年3月19日 神奈川県相模原市出身

■参戦クラス
ST600

■ゼッケン
3

■マシン
Honda CBR600RR

日本を代表する選手としてロードレース世界選手権やアジアロードレース選手権で活躍し、2018年より日本郵便Honda Dreamのエースライダーとして活躍。
2019年は全日本ロードレース選手権ST600クラスのチャンピオンを獲得。
同年鈴鹿8耐では高橋裕紀とペアを組んで9位に入賞。
またモータースポーツの普及教育活動の一環で国内やアジア地域のライダーコーチとしても活動している。

コメント

去年もそうでしたが、前年の自分自身を超えるレースをして行きたいですね。
若手ライダーが成長してきているので、ボクも負けないようにレーシングライダーとして成長して、毎レースで勝ちにこだわって臨もうと思っています。
今年は、HondaCBR600RRが新型になりますし、デビューイヤーチャンピオンを目指して全力を尽くします。

ライダー
高橋裕紀(たかはし ゆうき)1984年7月12日 埼玉県吉川市出身

■参戦クラス
ST1000

■ゼッケン
1

■マシン
Honda CBR1000RR-R

2004年に全日本チャンピオンを獲得し、2005年より世界選手権に参戦。
2009年にはMotoGPクラスに進出。
2014年から全日本に戻るとJ-GP2クラスで2連覇を達成。
アジアロードレース選手権でもタイトルを獲得。
2019年はスーパーバイク世界 選手権(SBK)と全日本選手権にスポット参戦し、両レース共にポイントを獲得。
また鈴鹿8耐では小山選手とペアを組んで9位に入賞。
ホンダのモータースポーツ活動の顔としても数々のイベントやメディアにも起用され、ファンの多さからも人柄のよさを物語っている選手。

コメント

昨年は、日本郵便 Honda Dream TPの一員としてST1000クラス初代チャンピオンという目標を達成でき、とてもうれしい経験ができました。
今シーズンも昨年の経験を生かして、もっとHonda CBR1000RR-Rを速く走らせることができるようにチーム一丸となって戦って行きたいと思っています。
コロナ禍のため、まだ不便な部分が多いですが、いい結果を残し、少しでも明るい話題をお届けしたいですね。

監督コメント
手島雄介(てしま ゆうすけ)

はじめに、未だに続く新型コロナによる影響が大きい中、このように2021年シーズンの体制を正式に発表出来ますことを、日本郵便さま、ホンダ様をはじめ、多くのご支援頂いておりますご協賛企業の皆様へ感謝申し上げます。

また、いつも応援をして頂いて、心待ちにして頂いたファンの皆様にも重ねてお礼申し上げます。

今シーズンも布陣の変更は御座いませんが、ライダーを中心に「レースの結果が後押しになる」プロジェクトをテーマに、モータースポーツの価値、可能性を皆様と共感出来る活動に邁進して参ります。

2021年シーズンも宜しくお願い致します。

情報提供元 [ T.Pro Innovation ]

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