
【市本行平:Webikeニュース編集部】
2018年に従来のロー&ロングから決別したハイト系スタイルで新登場したフォルツァが、早くもモデルチェンジし3月下旬に発売されそうだ。発売日や価格はまだ正式発表されていないが、市販予定車を撮影することができたのでその概要をお知らせしたい。
電動スクリーンは可動範囲を40mm伸長、エンジンはeSP+に進化
新型フォルツァは、環境性能と出力特性を両立するエンジン「eSP」をさらに進化させた「eSP+」を採用。フリクションロスや振動を低減させながら吸排気効率を向上させている。
また、車体はフレーム各部の材質や接合部を見直し、軽快なハンドリングを実現している。
同時にラジエター位置を従来の燃料タンク後方から前方に移動することで、エンジンの冷却効果とフロントへの分担荷重を最適化するとともに、低速での取り回しやすさと、高速での安心感のあるハンドリングを実現している。
▲新型フォルツァ。従来同様フロント15インチホイールで安定感は高い
ユーティリティ装備では、電動スクリーンの可動範囲を40mm伸ばし、防風性と快適性が向上。フロント左側のインナーボックス内にUSBソケットを装備するとともに、シート下のラゲッジスペースには、従来同様フルフェイスヘルメットが2個入る十分なスペースを確保した。他にもブレーキング時の安心感を高めるABSや路面状況や好みに応じて選択できるトラクションコントロールを装備している。
デザインは、フロント部にスポイラー形状のパーツを設けるなど、塊感のあるフロントサイド上部から発生するフローラインをフロントホイールで収束させることで、車体内部の熱の排風を促進するとともに機能美を演出している。
▲こちらはスクリーンを上げた状態。電動で上げ下げできるので様々な状況でも快適に走れる
▲シート下スペースは150クラスより圧倒的に大きい。A4サイズのビジネスバッグも収納可能
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