YAMAHA トリシティ 300 2020年式 (300cc)
オーナー:tdrさん
ウェビック コミュニティに投稿されている MYバイクの中から、「tdr」さんの今乗っているバイク、トリシティ 300をご紹介します。
ヤマハ独自のLMW(リーニング・マルチ・ホイール)機構を搭載した前2輪3輪スクーターのトリシティシリーズ。これまではボディを共有する125ccと155ccのラインナップでしたが、2020年に新たにトリシティ300が登場しました。見た目からもこれまでのトリシティとは大きく異なりますが、最大の特徴はLMW機構をロックする「スタンディングアシストシステム」です。停車中であればスタンド無しでも車体を自立させることができます。
トリシティ125、155は通勤通学だけでなく、ツーリングでも定評がありましたが、tdrさんも通勤とツーリングのどちらでも使えるバイクとしてトリシティ300を選ばれていました。特にツーリングでは、よりパワフルになったエンジンと大きくなったスクリーンで快適性も期待できそうですね!
実際に乗ってみると、路面状況の悪い時や横風が強い時でも前2輪によるどっしりとした安定感と、大きな見かけによらず軽快なハンドリングが楽しいようです。装備についても広々と使えるシート下の収納スペースはヘルメットとビジネスバッグを同時にしまえるほど大容量で、スクリーンも大きく走行風をしっかりとシャットアウトしてくれます!
ただ、その見かけ通り車体が大きく重たいのと、幅もあって足つきは悪いようです。ローダウンシートもありますが、交換してしまうとシート下の収納スペースが減ってしまうので、スペースについては事前に確認が必要ですね。便利なスタンディングアシスト機能も作動音が大きいようなので、シチュエーションによっては使うとき少し気が引けるかもしれません...。
あとは車体全体がカウルで覆われているので、外装の脱着が大変なようです。tdrさんの日記ではドライブレコーダーの取り付けを紹介していましたが、整備に慣れている方でないと大変そうでした。
デカくて重いのは確かに不安要素ですが、そこさえ許容できればいい足になるバイクとtdrさん。車両のサイズも大きいので、気になる方は試乗だけでなく1度レンタルもして実際に家のバイク置き場に停められるか確認してみることをオススメします!
■購入動機
通勤にも使えて(=短距離なら普通の靴でも乗れて)、ツーリングにも使えるバイクとして。
■長所
前輪が流れてしまいそうな路面や横風でも、どっしりとした安心感。
ヘルメットでもビジネスバッグでも入ってしまうラゲッジスペース。
大きい割に軽快でコーナーが楽しいハンドリング。
静かでスーッとスピードに乗れるエンジン。
前からの風を感じないスクリーン。
■短所
デカくて重い。幅があって足つきが悪い。
スクリーンが高くて視線を遮ってしまう。
スタンディングアシストを使えば取り回しは楽になるが、作動音が大きい。
ローダウンシートを付けると、ラゲッジスペースにヘルメットとビジネスバッグを同時に収められない。
外装を外すのが大変で、バッテリーやヒューズにアクセスするだけでも大変。
■アドバイス
デカくて重いことが許容できれば、いい足となるバイクです。
サイズ感や取り回しなど、試乗だけではわからないことが多いので、まずはレンタルして、自分のバイク置場に置いてみることをオススメします。
>>Webikeコミュニティで「tdr」さんのバイク詳細情報を見る
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