今週の愛車ピックアップ　ヤル気が半端ないのに意外なほど扱いやすい［SPEED TRIPLE RS］

TRIUMPH SPEED TRIPLE RS 2019 年式 (1050 cc)
オーナー：ぢーこさん

ウェビック コミュニティに投稿されている MYバイクの中から、「ぢーこ」さんの今乗っているバイク、SPEED TRIPLE RSをご紹介します。

今でこそ「ストリートファイター」というカテゴリーが定着してきましたが、その生みの親ともいえるのが初代スピードトリプル。元々の由来は、海外でフルカウルスポーツバイクのカウルを取っ払ったカスタム（転んで割れたカウルを直すお金が無かったからとも言われています）が流行ったことから始まりました。
カスタムの一種だったストリートファイターですが、この要素をはじめから取り入れたバイクとして登場したのがスピードトリプルです。「SS譲りの高性能エンジン」「普通のネイキッドとは異なるデザイン」で人気となったカテゴリーですが、今では各メーカーからより攻撃的なデザインのバイクが登場しています。

そんなストリートファイターの歴史を作ってきた、スピードトリプル史上最高のパフォーマンスを誇るのがスピードトリプルRSです。「ぢーこ」さんのコメントにもあるように、何といってもすごいのが豪華な標準装備の数々。新設計の1050cc3気筒エンジンをはじめArrow製のセンターアップ2本出しマフラー、足回りには前後サスペンションにオーリンズとブレーキにはブレンボと走る(ヤル)気が半端ないです。

さらにIMUで制御された電子制御の数々により、ストリートでもパワフルなエンジンを扱いやすくしてくれます。オーナーの「ぢーこ」さん自身も、本来はZ900RSやスピードツインのような丸目一灯のレトロスタイルのバイクに乗るつもりだったようですが、このバイクを試乗した際に意外なほどに扱いやすかったので即決したんだとか。

それでも気になるところはあるようで、カスタムパーツがまだまだ純正アクセサリーくらいしかなく価格も高いこと。電気周りもヘッドライトだけがハロゲンなのと、これだけ電子制御がついているのにクイックシフターはオプションなことを挙げられていました。

独特なフォルムで圧倒的な存在感を放つバイクですが、デザインが気に入ればパワフルな走りと豪華な装備が所有感を満たしてくれること間違いなしですよ！

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