ESBK スペインスーパーバイク選手権にフル参戦をしている浦本修充選手が、最終戦に参戦した。今季第4戦の舞台となったヘレスサーキット。今までの浦本はヘレスで苦戦してきたことが多かったが、最終戦と言うこともあり、気合十分でレースを迎えた。

決勝レース1、ポールポジションからスタートしたが、7番手まで順位を落とし、6位でフィニッシュ。今までのヘレスでの苦戦を象徴するようなレースとなった。

今季最後のレースとなる決勝レース2、6番手からスタートし3番手に上がるも徐々に後退。5番手に後退したものの、トップグループについて行く。12周目には2番手に。最終ラップ、トップのメルカド選手が守るデッドヒートを展開。そして最終コーナーで浦本がメルカド選手を抜きトップに出ると、そのままチェッカーとなった。

シリーズランキング4位で2020年シーズンを終了した。

苦戦してきたヘレスで迎えた最終戦

いよいよ、最終戦を迎えた2020年ESBKスペインスーパーバイク選手権(CAMPEONATO DE ESPAÑA DE SUPERBIKE)。その舞台となったのは、今季第4戦の舞台となったヘレスサーキット。今までの浦本はヘレスで苦戦して来たことが多かったが、最終戦と言うこともあり、気合十分でレースを迎えた。

しかし、レースウィークになるとすぐにヘレスの洗礼を受けることとなった。非計時で開催された、木曜日の1本目はウェットコンディションでまともに走行できず、雨はあがったが、まだウェットパッチの残る練習走行2本目で転倒。初日はセッティングが出来ない間に終わってしまうこととなる。2日目の金曜日になり、セッティングを詰めて行くことは出来たが、ここは苦手なヘレス。浦本にとって、初日にまともに走れなかったことが不安要素となっていた。

そして迎えた、土曜日午前中に開催された公式予選。前日の夜から降った雨でコースはウェットコンディション。コースコンディションの確認をしながら徐々にタイムを上げていき、予選終盤にトップに躍り出る1分52秒753をマーク。これが予選タイムとなり、見事ポールポジションを獲得した。

ウェットパッチが残る中で迎えた決勝レース1。ポールポジションからスタートした浦本だったが、オープニングラップで一気に5番手まで後退。中々ペースに乗れず、7番手まで順位を落とす。そこからは我慢のレースとなった。どうにか6位でフィニッシュをしたが、今までのヘレスでの苦戦を象徴するようなレースとなった。

そして今季最後のレースとなった、決勝レース2。予選6番手からスタートした浦本はオープニングラップで3番手に上がるも2周目に4番手、3周目に5番手と徐々に後退。やはりヘレスは苦手なのかと思わせたが、今回のレースは違っていた。5番手には後退したものの、トップグループについて行く浦本。浦本までの5台がほぼ同じラップタイムでレースは進み、この間浦本は余裕すら見える走りを展開。

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情報提供元 [ Speed of Japan ]

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