
11月8日(日)に開催されたMotoGP第13戦バレンシアGPで、LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶が今季3回目のフロントローとなる予選3番手から決勝に挑み、今季自己ベストタイの4位でフィニッシュした。
前日まで降り続いた雨の影響で、フリー走行と予選は、ウエットそしてハーフウエットという難しい路面コンディションとなったが、決勝日は青空が広がり、絶好のドライコンディションの中でスタートが切られた。
朝のウォームアップで最後の調整をしっかり行い、4番手タイムをマークした中上は、決勝でも好スタートを切ってオープニングラップ4番手。2周目にミゲル・オリベイラ(KTM)にかわされ5番手へと後退したが、レース中盤の15周目にオリベイラをかわして、再び4番手に浮上。
その後、トップグループを猛追撃する。レース終盤には、3番手を走るポル・エスパルガロ(KTM)の背後に迫る好走を見せた。ラスト2周となった26周目には1分31秒台に入れる快走で初表彰台獲得も期待されたが、惜しくも4位でゴールした。
コメント 中上貴晶(MotoGP 4位)
すばらしいリザルト、そしてすばらしいレースでした。最後までいいペースをキープし、最終ラップの最終コーナーまで全力を尽くしました。今日のレースは本当にポジティブでした。初表彰台獲得まで本当にあと少しでした。
表彰台獲得は果たせませんでしたが、インディペンデントライダーのトップでゴールすることができました。すでに気持ちは、来週のバレンシアGPに向いています。来週もこの勢いをキープし、次戦バレンシアGPではすばらしい結果を残せると信じています。今週は、すべてのコンディションでいい走りができました。
チームのすばらしい仕事に感謝したいです。
情報提供元 [ Honda ]
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