
■大会名:2020 全日本ロードレース選手権 第5戦
■開催日:2020年10月31日(土)・2020年11月01日(日)
■開催場所:三重県 鈴鹿サーキット
■ライダー/レース結果
全日本 ST600クラス
#39 阿部恵斗 予選:11位 決勝:リタイア
レースレポート
三重県 鈴鹿サーキットで開催された「2020 全日本ロードレース選手権 第5戦」に、阿部恵斗選手が参戦しました!
全日本選手権の最終戦となります。
予選は堅調なスタートで、自己ベストを更新できるペースで走行できました。目標は11秒台ではありましたが、2分12秒7でフィニッシュ11番手となりました。
決勝では11番グリッドからのスタートであったものの、全体の3番手のタイムを出すなど好調でしたが攻めた結果転倒してしまい、リタイアとなりました。
次回参戦は11月21日(土)22日(日)に三重県の鈴鹿サーキットで行われる「第56回 NGKスパークプラグ杯 鈴鹿サンデーロードレース最終戦」に 阿部真生騎選手が参戦いたします!チームノリックとしては今年最後の参戦レースです。
応援をよろしくお願いします!
阿部恵斗
■2020 全日本ロードレース選手権 第5戦 ST600クラス
予選:11位 決勝:リタイア Best Time:2'11.776
阿部恵斗コメント
29日(木)の走り出しは調子が良かったのですが、午後のフリープラクティクスでマシントラブルが出てしまい中々ペースをあげることが出来ませんでした。
30日(金)午前のフリープラクティクスでマシントラブルが解消されタイムアップ出来たものの順位は沈んでいました。午後のフリープラクティクスでマシンのセットも出すことができ、ベストタイムを1秒以上更新することができ、2分12秒3で総合4番手で金曜日を終えました。
31日(土)の予選は30分間で行われました。ドライコンデションでした。序盤からペースをあげることが出来ず、中々位置取りも上手くいかず思うように走れず金曜日よりタイムを伸ばすことが出来ませんでした。タイムは2分12秒743で11番グリットからスタートとなりました。
11月1日(日)朝のウォームアップ走行でフロントサスのセッティングを変えて走行しました。フィーリングはすごくよくユーズドタイヤで昨日よりもタイムはよく4番手でした。タイムは2分12秒699でした。
決勝はドライコンデションでした。スタートは成功し、3つほどポジションをあげることができましたが1周目のデグナー1つ目で1つ、ヘアピンで2つポジションを落としてしまいました。次の周のヘアピンで1つ順位を取り戻し9番手にあがりました。その時点で少し前と差がありましたが、序盤からペースを上げることができ次の周にはピッタリ後ろに着くことが出来ました。4周目のヘアピンで前をパスしようとした所で赤旗の中断になってしまいました。
赤旗後レース周回数は7周のスプリントレースになりました。9番グリットからスタートでした。
スタートは成功したのですが1周目のスプーンカーブ立ち上がりでハイサイドをしかけてしまい、順位を3つ落としてしまいました。ですが次の周3台パスすることに成功し8番手まであげることが出来ました。次の周でさらに1台パスし7位まで上がったのですが、前とは差がありました。
赤旗後もタイヤの減りはありましたが、自分でペースを作ることができたことで、目で見て分かるほど前との差が縮まってきました。ですが、レース後半2コーナーでフロントタイヤが切れ込んでしまい転倒してしまいました。再スタートを試みたのですがエンジンはかからず、そのままリタイアしてしまいました。タイムは自己ベストの2分11秒776でした。
自分でペースを作ることができ、抜くことも焦らずポジションを上げていけていただけに、とてもとても悔しいです。
年間ランキングは8位でした。
今までの課題であった1周目からペースをあげるとこが今回初めて出来たのは良かったのですが、転倒してしまったのは次戦への反省です。
最後に迅速な対応を取ってくださったチームの皆様、応援してくださった皆様、そしてスポンサーの皆様1年間本当にありがとうございました。
来年はもっと強く速い走りができるライダーになり帰ってきます!
阿部光雄監督コメント
今回はコロナ騒動の影響を受け、日程の変更、事前テストの開催不可等で木曜日に特別スポーツ走行があり、レースに備えることができました。
しかし午前中の1回目は順調に進みましたが、午後2回目はニュータイヤでタイム更新を狙ったのですが、リアタイヤのチャタリング(バイブレーション)に見舞われタイム更新はなりませんでした。
10月30日(金) 1回目 9:20~30分間
昨日チャタリングの出ていたタイヤをBSタイヤサービスでチェックしてもらい、再度走行、しかし1周目で昨日と変わりないとのコメントでサスセッティングを変え再スタート。やはりチャタリングは治らず残り時間はニュータイヤに替え走行。チャタリングは治りタイムも上昇。ベストタイム2分13秒784、11番手でした。
2回目 1:35~30分間
微妙にセッティングを変えニュータイヤでスタート。4周目に2分12秒3を出して2番手につける。途中微調整をして走行。結果2番手のまま終了。自己ベストを1秒以上更新。ベストタイム2分12秒328、2番手でした。
10月31日(土) 予選 晴れ
少し問題はあったものの昨日タイムが出た仕様でスタート。3周目にピットインをしましたが変更なしで再スタート。
再スタート後2周目には2分12秒7を記録し、11秒台を目指し奔走しましたがタイム更新ができずに終了。
ベストタイム2分12秒743、11番グリッドとなりました。
11月1日(日) ウォーミングアップ走行 8:25~15分間
昨日予選の結果を踏まえサスペンションのセッティングを変えスタート。
セッティングがあったようで、予選で使ったタイヤで予選を上回る2分12秒699をマーク、レースに期待の持てる4番手終了でした。
決勝レース
11番グリッドからのスタートでしたが3周目に2分11秒776をマークしながら猛追をしましたが4周目に赤旗中断。
9番グリッドより再スタート、4周目に2分12秒366の全体の3番手タイムを記録した後の5周目に転倒、今年のレースを終了しました。
しかし今日は攻め抜いた結果の転倒で、今年一番の内容でした。
タイムも1レース目、2レース目とも全体の3番タイムでしたし、自己ベストの11秒台もレース中に出せ、転倒で終了したものの、来年のチャンピオンに向け大変良いレースで締めくりました。
photo by Komai Toshiyuki, Ishizaki Nobuki
情報提供元 [ Webike Motosport ]
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