
■大会名:2020 もてぎロードレース選手権シリーズ第4戦
■開催日:2020年10月3日(土)、4日(日)
■開催場所:栃木県 ツインリンクもてぎ
■ライダー/レース結果
・ST600ナショナルクラス
#98 阿部真生騎 予選:クラス3位 決勝:クラス1位
レースレポート
ツインリンクもてぎで開催された「もてぎロードレース選手権シリーズ第4戦」の「ST600」ナショナルクラスに阿部真生騎選手が参戦しました!
予選は好調でクラスレコードも狙えるほどの1分56秒916となりました。決勝では混戦の中戦い、1分57秒497のクラスレコードタイムでのゴールし、クラス1位を獲得しました。
次回参戦は10月10日(土)に茨城県の筑波サーキットで行われる「筑波ロードレース選手権 第4戦」に阿部真生騎選手が参戦いたします!
応援をよろしくお願いします!
阿部真生騎
■2020 もてぎロードレース選手権シリーズ第4戦 ST600ナショナルクラス
予選:クラス3位 決勝:クラス1位 Best Time:1'57.497
阿部真生騎コメント
今回は朝のフリー走行までは1分58秒0で、ベストタイムが更新できていなかったのですが、予選で新品タイヤを付けて速い人の後ろで引っ張ってもらったら1分56秒9まで出て、ベストを更新できたしナショナルのレコードタイムを更新できて全体で3位、クラスで1位だったのでかなり良かったと思います。
決勝はスタートに成功して2位まで上がったのですが、一度立ち上がりでコースアウトしてしまって、もう一度コースアウトしてしまうとペナルティだったので、立ち上がりでなかなかアクセルが開けることができず、コーナリング中もあまりパーシャルにできなかったのでコーナリングスピードも落ちて2台に抜かれてしまったのですが、その内の1台が転んだので全体3位クラス1位のままでした。
でも今回は予選がかなり良かったので、この流れで次の筑波でも自分のベストを更新しつつレコードも狙いたいと思います。
阿部光雄監督コメント
今回はもてぎロードレース選手権の最終戦、阿部真生騎のみの参戦です。クラス連続優勝とチャンピオンの掛かる一戦です。
10月2日(金)
1回、スポーツ走行があり、3月のもてぎ選手権以来中々タイムが上がらず低迷していた真生騎ですが、起死回生を図る重要な走行でした。
ニュータイヤで臨み、12周目最終ラップに1分58秒747を記録、兆しが見えたかなと思われるタイムでした。
国際ライダー9名 国内ライダー14名、計23名の混走でした。
10月3日(土)
・朝フリー走行 10:30~15分間
昨日問題のあったフロントのブレと曲がりが悪いとの指摘で、フロントフォークのセッティングを変更して昨日使ったタイヤを使い、全日本ライダーで友達の横山尚太選手に引っ張ってもらい1分58秒0までタイムを伸ばし、予選では57秒前半のクラスレコードを狙える期待でした。ベストタイムは1分58秒06で、全体4番タイムでした。
・予選 12:05~15分間
セッティング変更なし、ニュータイヤで予選も横山選手に引っ張ってもらいスタート。
2周目の計測1周目に1分57秒254でクラスレコードをオーバー、3周目には1分56秒916迄タイムを縮め、期待を上回るタイムでした。ベストタイムは1分56秒916(クラスレコードタイム)で全体3位、クラストップでした。
・決勝 15時10分 スタート
セッテング変更無しでの決勝でした。スタート良く1コーナーをポールポジションの横山選手の後、2番手で発進。
2位争いを4周目までキープしたものの、やはり全日本組に抜かれ3番手に下がり、7周目には4位に下がるも3位争いを展開し、9周目に直前を走っていた3番手ライダーが転倒。全体3位でゴールでした。
4月より低迷していた真生騎でしたが、光が見えてきた開催でした。
しかし、もてぎ選手権のチャンピオンは取れましたが、ダートとかモタード、R25を使った基礎トレーニングから見ると、まだまだタイム的に伸びるポテンシャルを持ちながら伸ばせず、後半のアベレージタイムにも、来年の全日本選手権参戦に対し大きな課題を残し、フィジカル、メンタル共に強化を測る必要が浮き彫りになりました。
翌週の筑波選手権もチャンピオンを目指し、レコードタイムと勝利を目指し頑張ると思います。
皆様の変わらずの応援をよろしくお願いいたします。
photo by Ishizaki Nobuki
情報提供元 [ Webike Motosport ]
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