
ハンスペッター・ボリガー氏は、38年間の耐久レースへの情熱が評価され、エストリルでアンソニー・デルハール・EWCスピリット・トロフィーを受賞した。2019-2020FIM EWCシーズン最終戦となったエストリル12時間レースは、Bolliger Team Switzerlandの創設者であり、監督でもあったハンスペッター・ボリガー氏にとって、最後のレースとなった。
豊かな金髪の口ひげを蓄えたハンスペッター・ボリガー(通称:ハンプー)氏は、FIM EWCのパドックではおなじみの存在であった。Bolliger Team Switzerlandは、FIM世界耐久選手権の中で最も歴史のあるチームの一つで、もう一つの長い歴史を持つチーム、Suzuki Endurance Racing Teamとほぼ同等な古参である。
ハンスペッター氏にとって初のレースとなった1982年イモラ24時間レースが、彼の耐久レースへの情熱に火をつけた。1990年代以降、プライベートチームであるBolliger Team Switzerlandは、「8」のナンバーを持つカワサキマシンで、ファクトリーチームに真っ向から挑戦し続けてきた。
情報提供元 [ EWC × Webike 世界耐久選手権サポートサイト ]
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