
●税込価格:1万2650円(シングル)2万5410円(ダブル)3万800円(Tタイプ)
【ビッグマシン・ゼロ】
純正のラバーホースと比べると、操作時の液圧による膨張が抑えられるため、ダイレクトなタッチが得られる、ステンレスメッシュのブレーキ/クラッチホース。このジャンルには、国内外のさまざまなメーカーが参入しているものの、近年の日本の2輪市場では、イギリス・グッドリッジ社の製品をベースとする、アクティブのビルドアラインが、絶大な人気を獲得している。
ステンレスメッシュホースのブレーキ用に5色を追加
その一番の理由は、'90年代以降の国産車を主な対象とする、ボルトオンキットの超膨大なラインアップだろう。それに加えて、多種多様なバンジョーやアダプターを準備していることや、ホースとフィッティングの結合に信頼性の高いカシメ方式を採用していること、近年のABS車にも対応していること、セミ&フルオーダーが容易なことなども、ビルドアラインの美点だ。
▲ビルドアラインのステンレスメッシュホースは、カシメ方式で内部を永久結合。ただしホースのネジレを解消するため、ソケット部は回転構造になっている。
さて、そんなビルドアラインのカラーと言えば、既存の製品では、フィッティングとソケットは3色、エアフリーバンジョーボルトとプレッシャースイッチは5色から選択できたものの、ホースに関してはクリアとスモークの二択だった。とはいえ、機能部品としてだけではなく、カラーコーディネイト/ドレスアップパーツとしての資質に着目したアクティブは、8月からブレーキ用ステンレスメッシュホースの新作として、5色を設定。
オレンジ、グリーン、イエローの3色はソリッド、ブルーとレッドはクリアで、これらを選択した場合、フィッティングとソケットはステンレスが標準となる。
ビルドアラインのカラーホースを、車体色とどう合わせるか、逆にまったく合わせないかは、オーナーの好みによりけり。いずれにしても、目立つ位置に装着するパーツだけに、交換後は相当以上の効果が感じられるはずだ。
液圧による膨張を抑えるステンレスメッシュホース
純正のブレーキ/クラッチホースが、複数のゴムと補強糸を組わせた5層以上の構造になっているのに対して、ビルドアラインを含めたアフターマーケット製は、テフロンチューブ+ステンレスメッシュホース+ビニールチューブという3層構造が一般的。もちろん、操作時の液圧による膨張が少ないのは後者である。
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