YAMAHA TDM900 2010 年式 (897cc)
オーナー:すけすけさん

ウェビックコミュニティ「愛車を語ろう!」キャンペーンより、TDM900に乗る「すけすけ」さんの熱い語りをご紹介します。
※「愛車を語ろう!」キャンペーンは2020年6月30日をもって終了しました。たくさんのご投稿ありがとうございました。

1.簡単な自己紹介

・バイク歴、普段のバイクの楽しみ方
バイク歴はおよそ30年。バイク好きが高じて仕事で乗ってます。このバイクで現場に駆けつけて色んな作業をしてお金を頂く仕事をしています。バイクはご飯を食べていくための手段であり、楽しさに浸るためでもあり、互いに高みに向かっていける頼もしい相棒でもあります。
最近の楽しみ方は快適に仕事が出来るようにカスタムしていくこと。自作のチェーンケース始め市販のツールケースをサイドケース代わりにしたり、車のブラインドスポットモニターを流用したり一般的に見かけないカスタムを追求しています。(いずれこの辺を紹介していけたらと考えています)

・このバイクを乗っていた期間
このTDM900は2台目になります。1台目は2002年に購入し2013年に25万キロでエンジン壊れて(たぶんバルブが折れた)廃車になりました。廃車にした後に何に乗ろうか悩んだあげく結局同じバイクを選んだという流れで、振り返ると同じバイクを18年38万キロ乗り続けています。

・購入動機
最初の動機はデザインに惚れて大型免許を取るきっかけにもなりました。当時はマルチパーパスといったジャンルが新鮮というか、今でこそたくさん見かけるようになりましたが、オン寄りのマルチパーパスはTDM以外にありませんでした。
2台目の購入動機は1台目の予備パーツがたくさん残っていたことと、代わりになるバイクがなかったことから、また同じバイクの最終型に乗ることにした次第です。
2013年6月に見積もりしてもらったら黒色は残り1台しかないと言われ、メーカー在庫の最後の1台をゲットすることになりました。
当時MT-09やトレーサーが売られていたら乗り換えていたと思いますが、今では「新しいバイクに浮気心が出ないぐらい自分好みのカスタムをしていこう」という火がついて、ようやく形になりつつあります。

2.満足している点・長所

・用途に対して

積載性がよく、耐久性もよく、整備性もよくて、仕事の相棒としてこれほど頼りになるバイクはありません。メーター回りのカウル形状に余裕があるので、レーダー付けたり電圧計付けたりゴチャゴチャさせたい人にとっては都合の良いキャンバスになってます。

個人的に最も気に入っているところは全幅で、今どきのマルチパーパスは90cmオーバーがほとんどですが、TDM900は80cmです。この恩恵は計り知れないというか、原付が通れる幅ならこちらもスイスイ入っていけるし、狭い場所での駐輪時や車庫入れ等の取り回しにも負担が少なくて助かってます。

・走りに対して
売り文句の「山岳ワインディングから市街の石畳路まで」とはよく言ったもので、ビッグツインの細身の車体にアップポジションなのでどこへでも行けます。ワインディングや高速道路はもちろん、狭い道での切り返しや段差をまたぐ際にも、至る所でキングオブマウンテンロードの恩恵を受けることになります。
可変吸気ダクトによって4000回転を境に性格が変わります。低回転時はドロロローという心地良い滑らかな鼓動感ですが、4000回転超えるとポジションが辛くなるほどの鋭い加速が得られます。
一般的に低回転が扱いづらいと言われてますが、ちゃんとメンテすれば(スロットルバルブの掃除をすれば)問題ないです。

・見た目に対して
今でこそマルチパーパスやアドベンチャー系が増えましたが、TDMは30年前からこのスタイルなので全体的なフォルムはまだまだイケそうな感じに思えます。部分的な古くささはあるものの、時代がようやくTDMに追いついてきたのかも・・

3.不満な点・短所

・用途に対して
低速にドンツキする問題(燃焼バランスが崩れてエンストしやすい問題)ですが、個人的にスロットルバルブの汚れだと思っています。ブローバイガスの処理がいまいちなのかスロットルバルブが汚れやすいので、半年に一度はきれいに掃除してあげると低速の食いつきが良くなり乗りやすくなります。

・走りに対して
重心が高いので風の影響を受けやすいです。

・見た目に対して
今どきのバイクはフロントやリヤ回りがスリムでシュッとしてますが、このバイクは真逆ですね。重量感あってモッサリしてます。

4.まとめ(こういう人におススメ等)

私のように仕事で乗ってる者がこのような場で紹介するというのはどうかと思ったんですが、やはり参考になる人がいるかもしれないと思い立って投稿してみました。
TDM900は低速で走ればビッグツインのシルキーな鼓動感、中速域からスポーツ性が顔を出して高回転ではガラリと豹変していきます。色んな表情を持っているので飽きないというか、おそらくこのバイクのオーナーさんは長く乗り続けている人が多いと思います。
それと数あるマルチパーパスの中ではかなりスリムなので「マルチパーパス系は大きさが不安」という人は試乗してみることをオススメします。

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