ライディングスクール講師として豊富な実績を持つケニー佐川が、楽に楽しく安全にバイクを操るためのコツを記事と動画で分かりやすくアドバイス!バイク初心者はもちろん、リターンライダーからベテランまで目からウロコの楽ネタ満載です。今回のテーマは「ハンドルの握り方」について!
小指と薬指で斜めに握る
ハンドルを握る、という表現を使いますが、言葉どおりにガチッと握ってしまうのはNG。スロットルグリップに対して拳を「直角」に向けているとそうなりがちです。こういう握り方だと、どうしても肘も内側に絞ってしまいがちで、結果的に腕を棒のように突っ張ってしまうケースが多くなります。これではセルフステアを生かすことができませんね。
正しくは小指と薬指で軽くスロットルグリップを巻くようなイメージを持っていただければと。ハンドルグリップに対して拳を「斜め」に向けるイメージになります。そうすれば肘も自然に曲がるようになり、腕の形にも余裕が生まれます。
※ライディングフォーム7つのポイント(3)「腕の形はどうする?」を参照
棒をグリップに見立てると変わりやすい。正しくはグリップに対して手を斜めに当てて、小指と薬指を中心に軽く添えるイメージだ。
グリップを力任せにガチッと握ってしまうと繊細なスロットルワークができなくなる。実際にやってみると分かりやすい。
情報提供元 [ Motor-Fan BIKES ]
この記事にいいねする