■大会名:2020 全日本ロードレース選手権 第1戦
■開催日:2020年8月10日(月)
■開催場所:宮城県 スポーツランドSUGO

■ライダー/レース結果
全日本 ST600クラス
#39 阿部恵斗 予選:6位/決勝:5位

レースレポート

スポーツランドSUGOで開催された「2020 全日本ロードレース選手権 第1戦」に、阿部恵斗選手が参戦しました!
予選は台風の影響で天候が荒れ、路面はウエットコンディションとなりましたが、決勝は天気も回復しドライコンディションのレースとなりました。

予選では、途中転倒もありましたが、中盤ではトップタイムを取ることもできました。
最終的にはベストタイム1分43秒622の6位でした。

決勝では、ペースアップに苦戦しながらも最後まで諦めずに走り抜き、ベストタイム1分32秒587の5位でフィニッシュでした。阿部恵斗選手は今年度初レースとなりましたが、今後が期待できる状況です。

次回参戦は8月16日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで行われる「2020 SUGOロードレースシリーズ第4戦」に 阿部真生騎選手が参戦いたします!
応援をよろしくお願いします!

阿部恵斗

■2020 全日本ロードレース選手権 第1戦 ST600クラス

予選:6位/決勝:5位

阿部恵斗選手コメント

土曜日のFP1では3周で雨量が多くなってしまい赤旗中断、FP2ではSPインで転倒してしまいテストなどが出来ず、セッティングなども出せていない状態でした。
日曜日のQFはウエットコンディションでした。

事前テストからウエットコンディションの感触は良かったので自身はありました。が、後半にどんどん路面コンディションが良くなっていき、前半でタイヤを使い切っていた自分にとって不利な選択になってしまいました。ですがどうにかタイムアタックをし1分43秒622で6番手スタートとなりました。

朝のウォームアップ走行はドライコンディションでした。久々のドライコンディションということもありましたがセッティングも良い方向には向いていました。タイムは1分32秒9で6番手でした。

レースは午後4時頃から行われました。ドライコンディションでした。
スタートは失敗してしまったものの6番手をキープすることが出来ました。ですが2周目の1コーナーで1台にパスされてしまい7番手まで落としてしまいました。ですが4週目にはもう1度6番手に上がることが出来たのですが既に前との差が空いてしまっていました。その後トップ集団の1台がマシントラブルにより自分も1つポジションをあげることが出来5番手になりました。レース中版少し先に4番手のバイクがいるのが分かりましたが、久々の暑さ、そしてタイヤのタレに耐えることが出来ずアベレージタイムが落ちてしまい追いつくことが出来ずそのまま5位でチェッカーとなってしまいました。タイムは1分32秒5でした。

今回初めての全日本ST600でタイヤの温存方法やセッティングの出し方などまだまだ難しい部分がありますが今回のレースを走り分かったことも、次戦への課題なども沢山見つけることが出来ました。
次戦は岡山国際サーキットです。コースが新しく変わったということもあり、とても楽しみです。
岡山ラウンドも気温が上がると思いますので、しっかりフィジカルの部分も鍛えて次戦に挑みたいと思っています。

最後に迅速な対応をして下さったチームの皆様、暑い中応援してくださった皆様、スポンサーの皆様本当にありがとうございました。

阿部光雄監督コメント

台風の影響か土曜日のフリー走行、ST600の1回目は大雨のため4周ほどで中断となる荒れ模様のスタートでした。
やはり雨の午後2回目の走行では、ニューレインタイヤで出て行った恵斗は珍しくアウトラップのSPインコーナーで転倒、自走で帰れ、修復して再スタートも赤旗中断が続き、最終的には濃霧打ち切りで、まともに走る事ができずに土曜日のフリー走行を終了しました。

9日(日) 予選
12:15から35分間の予戦はやはり雨でウエットコンディションでの走行でした。
恵斗は順調にタイムを上げ、中盤辺りではトップタイムでしたが15分前くらいに赤旗中断があり、再開後恵斗もタイムを上げましたが、他もタイムアップをし、最終的には6番グリッド、2列目スタートとなりました。

タイム 1分43秒622 6位(トップタイム1分42秒818 小山知良)

10日(月) 決勝
久しぶりに好天に恵まれ、しかし真夏らしい暑さの中の決勝日でした。

朝フリー走行 9:55~10:10
細かいセッティング変更を施した状態で発進。
5周目に1分32秒922を記録し6番手で終了。
少々の問題はあるものの決勝レースに向け上々のフリー走行でした。

決勝レース
スタートは予選順位通りの6番手発進でした。
1度は7番手に下がりましたが、6番手を回復、しかし中々ペースが上がらず後団は引き離しているものの、前団からは徐々に離され1人旅が続く展開で、後半はラップ遅れに悩まされましたが、2番手走行の小山選手がマシン不調により後退、5番手に浮上、そのままゴールでした。

5位入賞 ベストラップタイム 1分32秒586
結果5位は16歳ライダーとしては良い成績とは思いますが、勝つためにはスタート直後からのトップグループに食らいつくペースアップ、その後のアベレージタイムアップを諮らないと勝つには至らず、ライディング技術の向上、セットアップ技術の向上と、まだまだ課題の残るレースでした。しかし若さを生かし、トレーニングに励み、次戦に備えます。

photo by Komai Toshiyuki, Ishizaki Nobuki

情報提供元 [ Webike Motosport ]

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