歩くことも楽しくなる！Alpinestars「CR-X ドライスターライディングシューズ」

●税込価格：2万3980円 ●サイズ：25.0～28.5cm（全8サイズ）

【ビッグマシン・ゼロ：文-中村友彦　写真-真弓悟史】

従来のライディングシューズが、ライディングブーツを一般的なシューズに近づけていたのに対して、アルパインスターズのCR-Xは、スニーカーをベースにして、ライディングに必要な機能を盛り込んだという印象。そしてそれは、ルックスだけの話ではない。

これまでの製品とは異なる方向からアプローチ

常識に捉われない斬新なカラー

▲ブラックを基調としたシックなカラーも設定されているけれど、CR-Xの一番人気は斬新かつ大胆な印象のレッド/ブラック。二番人気はブラック/蛍光イエロー/蛍光レッド。

CR-Xは、まず脱着が至ってイージーだし、インナーと足のフィット感は素晴らしく良好。そして重量が約400gしかなく、ランニングシューズの思想を取り入れているから、歩くのが楽々である。と言うか、既存のライディングシューズやブーツと比べれば、CR-Xは歩くという行為が格段に楽しいのだ。この感触なら、愛車を駐輪場に停めての市街地移動は快適にこなせるはずだし、ツーリング中の観光地巡りも存分に楽しめるに違いない。

もちろん、そういった特性を実現しながらも、ライディング用の機能で妥協しないところは、やっぱりアルパインスターズ。快適性に貢献する透湿防水フィルムのDRYSTARや、プロテクションパーツのTPUとTPRを採用していることは、既存の同社製ライディングシューズと同様なのだ。

バイクに乗っているときだけではなく、バイクを下りてからの楽しさを重視する人にとって、CR-Xは最高のライディングシューズになるだろう。

革新的構造が快適性に貢献

新開発のミッドソールは、ランニングシューズの思想を取り入れた3層構造。アウターソールはグリップ力と耐摩耗性を高次元で両立。

快適なシフト操作と耐久性の確保を意識して、つま先にはインナープロテクションパーツのTPUを装備する。

アッパーには透湿防水フィルムのDRYSTARを採用。安全性に配慮して、くるぶし部分はTPR素材で補強。

抜群のホールド感を実現

シューレースの締め付けには、スーパーテックR やSP-1と同様のスピードレースシステムを導入。抜群のホールド感が簡単に得られる。

今ならキーホルダー付き！

初回限定のアイテムとして、現在販売されているCR-Xにはラバー製キーホルダーが付属(一部店舗では取り扱いなし)。