●税込価格:フルカウル用1万7600円/ネイキッド用1万8700円/アドベンチャー用1万9800円 
●色:黒、赤、青

【ビッグマシン・ゼロ:文-大屋雄一 写真-真弓悟史】

ガレージに愛車を保管する。首都圏に住むライダーにとって夢のような行為も、近年は比較的安価に保管庫が建てられるようになったり、トランクルームをレンタルする人が増え、以前と比べてだいぶハードルが下がったと言えるだろう。一方で、新たな問題として取り沙汰されているのが、バイクの表面にうっすらと積もるホコリだ。
そんな問題に困っているライダーにお勧めしたいのが、イタリアのスピネリというメーカーの車体カバーだ。

バイクのシルエットがそのまま浮かび上がる

この会社の創業は'66年で、'72年にまずは自動車用カバーの生産をスタート。続いて'76年にバイク用をラインナップに加えている。本国ではATV用やキャンピングカー用もあり、まさに車体カバーの総合メーカーとなっている。

ここに紹介するのは、伸縮性に優れたポリウレタン弾性糸のスパンデックスを使用したバイク用カバーだ。水着などに使われている生地と聞けば、おおよそどれだけ伸びるかが想像できるだろう。

▲伸縮性バツグン!パッケージから出したときには小さめに思えるが、想像以上にスパンデックス生地が伸びるので、余裕でかぶせられてしまうのだ。

サイズは小さい方からフルカウル用、ネイキッド用、アドベンチャー用の3種類で、カラーバリエーションはそれぞれブラック、ブルー、レッドを用意する。ホコリの付着を効果的に防ぐだけでなく、車体に擦り傷を付けにくい裏起毛となっているので、屋外保管時にインナーカバーとして使用したり、トランスポーターで運ぶときの目隠しとして使うことも可能だ。

▲ソフトな起毛素材 裏起毛の生地なので擦り傷が付きにくいのもポイント。インナーカバーとして使う人がいるほどだ。手洗いによるクリーニング可。

スパンデックス生地は耐熱・耐火性ではないので、エンジンやマフラーが冷えるのを待つ必要があるが、手洗い可能なので汚れを気にせずに使うことができる。製品は全てイタリアで作られており、ていねいで美しい縫製も魅力的だ。ガレージ保管における救世主的な車体カバー、ぜひお試しあれ。

青、赤、黒の3色を用意

▲ブルー

▲レッド

▲ブラック

カラーバリエーションは3種類で、フロントタイヤの部分に控えめにロゴが入る。ソフトな生地を傷つけないよう、鋭利な突起に引っ掛けないようにご注意を。

非防水なので屋外使用には向かないが、美しく愛車を室内保管するなら最適!

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