【ビッグマシン・ゼロ:文と写真―箱崎太輔】
ラジエターをガードするアイテムと言えば、エッチングファクトリーのラジエターコアガードだ。その仕上がりは美しい。そして美しいだけでなく、優れた冷却効率と保護性能を併せ持つことが最大の特長だ。
優れた冷却効率と保護性能を両立
ラジエターはエンジンの冷却を担う重要なパーツだが、小石や昆虫の直撃にさらされるなど、常に過酷な状況下に置かれている。もしコアに大きな損傷を受けてしまった場合、走行が不可能になってしまう場合もある。
前輪が跳ね上げた石やゴミが直撃しやすいコアセンター部は細かなメッシュとして保護性能を高めつつ、衝突物が少ない左右はメッシュを大きくして通風性を確保するというもの。このレイアウトは同社が長年に渡って参戦してきた、鈴鹿8耐で得たノウハウがフィードバックされているのだ。
コアガードの素材はSUS304ステンレスで、厚みは0.8t。高い強度を持つこのプレートをコアガードへと加工する技術がエッチングで、特殊な溶剤でステンレスを溶解させる方法で成型されている。細かな穴が整然と並んだメッシュパターンは、切削加工や打ち抜きではなく、エッチングという製法だから実現可能なのだ。
ラジエターの置かれている状況は、レースだけでなくストリートシーンでも同じ。愛車のラジエターを過酷な状況からガードすれば、より安心感をもって楽しく走れるだろう。
CBR1000RR-R用もいち早くラインナップ
最新SSのCBR1000RR-R用もいち早くラインナップ。ラジエターとオイルクーラー、2枚のコアガードのセットとなっている。
中央部分の目を細く、左右の目を荒くして冷却効率と保護性能を両立させている。
▲エンブレム
エンブレムは黒、青、赤、黄、緑の5色から追加料金なしで選択できる。
ネイキッドのCB650R用もラインナップ カウル付きの兄弟車にも装着可能!
▲CB650R 用ラジエターガード(税込価格:1万6500円)
エッチングで車名も刻まれているが、フルカウルの兄弟車・CBR650R にも装着できるよう、形状や取り付けステーなどが工夫されている。
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