【ビッグマシン・ゼロ:文-大屋雄一  写真-岡 拓】

主にスーパースポーツ系のドレスアップアイテムとして、10年以上前から人気を集めているのがアクティブのライセンスホルダー一体型のLEDウインカーだ。方向指示器に関するさまざま法規制を、ナンバープレートと共締めするだけで解決できるオールインワンパッケージが最大の特徴で、フェンダーレスキットと組み合わせれば驚くほど〝小尻化〟することが可能だ。そんな人気アイテムに、さらに小さな新製品が登場した。


▲(税込価格:1万7600円)

よりスタイリッシュに

5年以上前から検討してきたというこのコンパクトタイプは、LED自体が進化したことで設計が可能になったという。
従来品は片側のウインカーレンズ内に砲弾型LEDを13個並べていたのに対し、コンパクトタイプは面発光のチップLEDを24個配置している。
これにより粒状に点灯していた従来型とは明らかに異なり、レンズ全体が光ることで、小型になりながらも明るさの印象はアップしているのだ。加えて、レンズ自体が薄くなっているのも大きな進化だ。

裏側の配線取り出しにも工夫あり

配線については、従来型がレンズの下方から取り出していたのに対し、コンパクトタイプは上部裏側、もしくは真横から出せるようになり、よりすっきりとまとめられるようになった。
コンパクトなライセンスホルダーはアルミ製で、ナンバーで見えないのが惜しいほど質感が高い。

バリエーションは2種類


ウインカーレンズの色はホワイトとスモークの2種類。目立たせたいのであればホワイトを、よりステルス感を演出したいのならスモークがいいだろう。乳白色ベースへの裏ショット加工により未点灯時の質感もアップしている。

必要なものは全て付属する


セラミック抵抗(7.5Ω)も付属。これは点滅回数が保安基準(60~120回/分)よりも早くなってしまう場合に使用する部品だ。

カチ上げマフラー派からサイドバッグ愛好派まで

カチ上げタイプのマフラーを付けたらリヤウインカーが溶けてしまったという人や、大きなサイドバッグを装着したらウインカーが隠れてしまい困っているという人にも、このLEDナンバーサイドウインカーはお勧めだ。なお、従来品も併売されるとのことなので、好きなタイプを選んでほしい。

従来タイプも併売される

▲LEDウインカー ライセンスホルダー付(126cc超用)(税込価格:1万7380円)
10年以上前から販売されている従来品。126㏄超用と125cc以下用があり、後者はナンバーのサイズに合わせて幅が変更可。

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