
【ビッグマシン・ゼロ:文と写真―箱崎太輔】
ツーリング先での休憩時や食事の際など、案外困るのがヘルメットの管理だ。持って店に入るには荷物になるし、ミラーなどに引っ掛けたままだと盗難が心配。ならばバイクのヘルメットホルダーを使えばいいのだが、最近ではヘルメットホルダーが標準装備されていない車両も多く、特にスーパースポーツの場合は皆無と言ってもいい。
そこで「やっぱりヘルメットホルダーが欲しい」と言う要望を受けて発売されているのがベビーフェイスのヘルメットロック。15年以上前から発売されており、密かな人気を集めている、知る人ぞ知るといった便利アイテムなのだ。
お出かけ先で大活躍。 大切なヘルメットも安心

▲CBR1000RR-R用

▲CBR650R用
対応車種の展開はミニバイクから輸入車、スーパースポーツまで非常に幅広く、つい最近デビューしたCBR1000RR‐R用も既にラインナップされている。
ロックタイプはスライドシャフトタイプ(左)とフックタイプの2種。対応車種はホームページで確認できる。
ミニバイクなど、車体側に取り付けるスペースがないモデルなどは、ハンドルホルダータイプのヘルメットロックもラインナップされる。
ヘルメットアンカーでヘルメットホルダーがより快適に!
そして、この便利なヘルメットロックをさらに快適に使えるアイテムもリリースされている。それがヘルメットアンカーだ。ヘルメットロックはあご紐のDリングでロックするのだが、これが短くて引っ張り気味にしないと付けられなかったり、スペースが狭かったりロックの取り付け位置と相性が悪かったりすることがある。そんな時にこのヘルメットアンカーを使えば楽にロック可能となるのだ。
アンカーは長すぎず短すぎない、約85mmとちょうどいい長さなので、ヘルメットのあご紐が短くても無理なくロックできるし、タンデムで出かけたときにヘルメット2個をロックすることも可能。カラビナ付きなのでキーホルダーとしても利用でき、携帯性も良好。カラーも5種類が設定されている。ヘルメットロックと合わせて使えば快適にお出かけできるのだ。
▲様々な大きさのDリングに対応している。
まずは錨形状の部分をヘルメットのDリングに通す。
そして、錨部分の逆側に開けられたロックホールにヘルメットロックを通せば固定は完了だ。
▲写真はドゥカティのパニガーレV4 用
ヘルメットロックのキーホルダー代わりにも。なお、ヘルメットロックは輸入車用も多数設定。
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