
▲Tenere 700
ヤマハ発動機のモーターサイクル「Tenere 700」と産業用ドローン「YMR-08」が、世界的に権威あるデザイン賞「Red Dot Award: プロダクトデザイン2020」※1を受賞した。同社製品のRed Dot Awardの受賞は2012年から9年連続となる。
※1 「Red Dot Award」は、ドイツの「Design Zentrum Nordrhein Westfalen(ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター)」主催による世界的な格式の高いデザイン賞。
「Tenere 700」は、世界で最も過酷なラリーのひとつ「ダカール」を1980~90年代に牽引し、輝かしい歴史を持つ「Tenere」ブランドを継承したアドベンチャーツアラー。689cm3の水冷直列2気筒270度クランクエンジンを軽量ボディに搭載。乗車姿勢自由度の高い車体、耐久性や整備性の高さ、荷物積載時の高い適応力など、オフロード+アドベンチャー+ツーリングの各要素を高次元でバランスさせている。また、「Exciting Adventure Tenere」のデザインコンセプトの下、特徴的なヘッドライトやタンクに、3分割シールドを織り込んだハイフェイスは、アドベンチャースピリットを表現している。「Tenere 700」は、ドイツのデザイン賞「iFデザインアワード」に続く受賞となった。
「YMR-08」は、「1フライトで1ヘクタールの農地を15分で散布※2する」ことをコンセプトに開発された、病害虫防除などを主目的とする産業用マルチローター(通称ドローン)。都市近郊や小規模農業のニーズに応え、軽量カーボンボディやエンジンに比べて静音性の高い電動モーターなどを採用。散布作業者や農業家の要望を満たす機能美を徹底追求し、洗練された躍動感あふれるデザインに仕上げられた。「YMR-08」は、「グッドデザイン賞2018」に続く受賞となる。
※2 平地での連続散布を想定。
ヤマハ発動機 デザインアワードサイト
https://global.yamaha-motor.com/jp/profile/design/awards/
情報提供元 [ ヤマハ発動機 ]
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