▲シーンやカテゴリーを問わず装着したいレバーガード。走行中にブレーキレバーへ不意の入力があった際の転倒トラブルを回避し、ライダーの手も保護する。写真はZX-10Rの装着例。

【ビッグマシン・ゼロ:文と写真-箱崎太輔】

レバーガードはレースシーンから生まれた。レースでは他車とのギリギリの接近戦は良くあることだ。その際に接触などで、ブレーキレバーへの不意の入力によりフロントタイヤがロックして転倒などというトラブルが発生することがある。突然に起こるケースが多いのでとても危険だ。

同時装着で高まる機能 安全性、安心感に質感も向上

そんなブレーキレバーへの不意の入力からライダーを守るために生まれたのがレバーガードであり、それをいち早く開発・リリースしたのがベビーフェイスだ。発売当初は認知度も低かったが、今や全日本ロードレースや地方選手権まで数多くの参加マシンに採用されており、装着を義務付けられているレースも増えている。そうしたサーキットイメージが強いものの、一般公道でもライダーの手を守るなど有効に機能してくれるため、レースでは必要とされない左側用もラインナップしているのが特徴だ。

ベビーフェイス製レバーガードの装着には同社のバーエンドが必要。数種のアダプターを用意し、各メーカーのハンドルにフィッティングできるよう、長さや太さ違いで5種類を設定。5色のアルマイトカラー仕上げの軽量アルミ合金製に加え、振動を軽減するヘビーウェイトなステンレス合金製、さらにジュラコン樹脂とアルミやステンレスを組み合わせたハイブリッドタイプ、振動の大きなバイクに対応した、より重量のあるロングインナー・ウェイトタイプもラインナップしている。

このバーエンドは単独でも装着可能だが、高い安全性と安心感を得るならレバーガードとの組み合わせが望ましい。スーパースポーツからツアラーやネイキッド、ミニバイクまで、幅広くオススメしたいコンビだ。

8段階に角度可変

取り付けステーとレバーガードは角度を8段階調整可能。好みのポジションに固定できる

22/30mmのエンドに対応

取付ステーは30mm(左)と22mmのバーエンドサイズに合わせたラインナップを設定。

レバーガード装着にもマスト

●ハンドルバーエンド

(アルミ:税込5830 ~1万10円/ステン:税込7150~1万1330円)
ジュラコン樹脂とアルミ合金またはステンレス合金とのハイブリッドタイプ。

(アルミ:税込3630~7810円/ステン:税込4730~8910円)
アルミ合金とステンレス合金の削り出し。ロングタイプ。ストリート向け。

(アルミ:税込3300~7480円/ステン:税込4400~8580円)
アルミ合金とステンレス合金の削り出し。ショートタイプ。サーキット向け。

(アルミのみ:税込3080~7150円)
アルミ合金の削り出し。出幅の少ないベリーショートタイプ。ミニバイク向け。

(アルミ:税込2750~7480円/ステン:税込3850~8580円)
アルミ合金とステンレス合金の削り出し。小径ショートタイプ。サーキット向け。

数種類のフィッテイングアダプターを用意。様々なメーカー/車種のハンドルに対応する。

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