
鈴鹿サーキットでは、1987年よりモータースポーツの発展、振興、ファン拡大につながる顕著な活躍、活動、功績を残した個人、団体を対象に、モータースポーツ顕彰を決定し、発表している。
2019年のモータースポーツ顕彰は、2018-2019 FIM世界耐久選手権最終戦 “コカ・コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース第42回大会で活躍したKawasaki Racing Teamが選ばれた。
また、大きな活躍が期待される個人を対象に決定されるライジングスターアワード・2輪部門では、2019年鈴鹿サンデーロードレース ナショナルJ-GP3クラスにおいてシリーズチャンピオンを獲得した古里太陽(ふるさと たいよう)が選ばれた。
以下プレスリリースより
2019年度も東京運動記者クラブモータースポーツ分科会、JMS(日本モータースポーツ記者会)、JRPA(日本レース写真家協会)、ロードレース記者会の皆様のご協力のもとに表彰者、団体を選出し、顕彰を決定いたしました。
なお、受賞者の皆様は2020年3月8日(日)、「モースポフェス2020 SUZUKA~モータースポーツファン感謝デー~」で行われる贈呈式に出席いただく予定です。
目次
2019年モータースポーツ顕彰(2019年に顕著な活躍をされた個人・団体など)
Kawasaki Racing Team
2018-2019 FIM世界耐久選手権最終戦 “コカ・コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第42回大会ではKawasaki Racing Teamとしてワークス体制で参戦し、26年ぶりの優勝を果たした。
スーパーバイク世界選手権 (WSBK)2019年シーズンにおいて、ジョナサン・レイがシリーズチャンピオンを獲得し、5連覇を達成。
2019年モータースポーツ特別顕彰(2019年に顕著な活躍をされた個人・団体など)
ニック・キャシディ
全日本スーパーフォーミュラ選手権ではVANTELIN TEAM TOM’Sより参戦。開幕戦の鈴鹿2&4レースで優勝後、年間を通じて安定した成績を残し、シリーズチャンピオンを獲得した。
2017年のSUPER GT GT500クラスドライバーズタイトルに続いての制覇により、2つの国内トップカテゴリーの頂点を掴んだ。
2019年モータースポーツ功労顕彰(長年にわたり、モータースポーツの発展に貢献された個人・団体など)
鈴鹿市・三重県警察本部交通部・三重県鈴鹿警察署
第48回サマーエンデュランス 「BHオークション SMBC 鈴鹿10時間耐久レース」に出場した35台のレーシングカーによる公道パレード「~交通安全を世界へ~SUZUKA 10Hレーシングカーパレード」実現の立役者。
鈴鹿市は2019年でモータースポーツ都市宣言15周年の節目を迎えた。三重県警察本部交通部、三重県鈴鹿警察署はパレードまでの準備、当日の先導など多大な貢献でパレードの安全かつ円滑な実行に寄与した。
2019年ライジングスターアワード・4輪(2019年の活躍と2020年にさらなる活躍が期待される4輪選手)
佐藤 蓮(さとう れん)
(2001年8月5日生まれ 18歳)
2017年にSRS-Formulaを卒業し、2018年よりFIA-F4選手権に参戦。2019年FIA-F4シリーズチャンピオンを獲得。2019年のシリーズ14戦中、11戦優勝は歴代最多勝となる。来期活動は未定もステップアップが確実視されている。
2019年ライジングスターアワード・2輪(2019年の活躍と2020年にさらなる活躍が期待される2輪選手)
古里 太陽(ふるさと たいよう)
(2005年7月12日生まれ 14歳)
2019年鈴鹿サンデーロードレース ナショナルJ-GP3クラスにおいてシリーズチャンピオンを獲得。スポット参戦したMFJ全日本ロードレース選手権シリーズ最終戦においては2位表彰台を獲得。2020年はIDEMITSU ASIA TALENT CUPへシリーズ参戦。アジア・世界での活躍に期待がかかる。
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