訪日客には2年連続で「大阪城天守閣」が人気

ナビタイムジャパンは、『2019ナビタイム スポット検索ランキング』を発表した。このランキングは、同社が提供する『NAVITIME』をはじめとするナビゲーションサービスにおいて、2019年に目的地として検索されたスポットなどをもとに集計した結果となる。外出の際の参考情報として、ユーザーの楽しい移動をサポートすることを目的としている。

2019年の人気スポットTOP100では三重県伊勢市の「伊勢神宮内宮」が第1位に。訪日外国人観光客の検索では、2年連続で「大阪城天守閣」が1位に輝いた。また、バイク部門では「道の駅 どうし」が1位、「バイク神社」として親しまれている栃木県の「安住神社」が5位へと急上昇を遂げた。

以下プレスリリースより


総評

「平成」から「令和」への改元により新たな時代の幕開けとなった2019年の目的地検索スポットTOP100では、2009年のランキング発表開始以来、初めて「伊勢神宮内宮」が第1位に輝きました。第2位は昨年より1つ順位を上げた「幕張メッセ」、第3位は順位を2つ上げた「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」となりました。また、100位中32スポットは、昨年圏外だったスポットがランクインしており、昨年とはまた違った傾向の見られるランキングとなりました。

全体的に歴史や景勝地、アミューズメント施設などが多いことから、時代の流れが「モノ消費からコト消費」へシフトしている傾向が見られます。商品自体に価値を見出す消費傾向から、商品やサービスから得られる体験を重視した風潮です。

『2019目的地検索スポット 総合ランキング』TOP100

2019年の人気スポットTOP100では三重県伊勢市の「伊勢神宮内宮」が第1位に輝きました。2000年という長い歴史を有し、125の宮社からなる伊勢神宮のランクアップには、「平成」から「令和」への改元なども要因といえるでしょう。全体を通じてみても、お稲荷さんの総本宮「伏見稲荷大社」や、「浅草寺」、鎌倉大仏のある「高徳院」、「熱田神宮」など神社や寺院の急上昇が目立ちます。

また、「東京ドーム」や「京セラドーム大阪」に加え、「ナゴヤドーム」、「メットライフドーム」などのスポーツ観戦施設もランクアップしています。

『交通手段別目的地検索スポット』TOP20(電車、バス、車、トラック、バイク、自転車、徒歩)

様々な交通手段別の専用ナビゲーションアプリを提供するナビタイムジャパンならではの、電車、バス、車、トラック、バイク、自転車、徒歩の7種の交通手段別の検索結果を集計しました。2018年より発表を開始し、今年からは昨年比の傾向がわかるようになりました。

バイク

明確な目的地を定めず、ただ無心で走ることが楽しいというライダーの方も多いのではないでしょうか。「ビーナスライン」や「江の島」、「大観峰」など、ピンポイントではなくエリア全体を示すスポットが多いのは、バイク部門ならではの特徴です。5位へと急上昇を遂げた栃木県の「安住神社」は、交通と航海の神様をお祀りしていることから「バイク神社」として親しまれている神社です。

外国人観光客に人気のスポットランキング

訪日外国人観光客の検索では、2年連続で「大阪城天守閣」が1位となりました。充実したFree Wi-Fiスポットや戦国武将の兜を身に着ける試着体験など、気軽に日本らしさが体験できるのも人気の理由のようです。各国の首脳が一堂に会するG20サミットでも、大阪城を背景に記念撮影が行われました。

→その他部門発表、詳細は公式サイトへ

情報提供元 [ ナビタイムジャパン ]

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