
2019年8月、アメリカのユタ州ボンネビルで開催された「Bonneville Motorcycle Speed Trial(以下BMST)」にて、株式会社モビテックが製作した電動バイク「EV-02A」が電動バイククラスの世界最速記録を樹立した。
BMSTとは、塩の大地で開催される最高速を競い合うレースで、往路の計測区間平均速度と復路の同平均速度の二つをさらに平均した速度が公式記録となる。
初参戦から5年越しの悲願を達成した背景には、課題を解決するために幾度となく行われたマシンの改良と元GPライダーでトリックスター代表の鶴田竜二氏のライディングスキルがあった。日によってコンディションの異なる塩の路面に苦戦するも、現地でのマシンチューニングと鶴田竜二氏の安定したライディングにより、徐々に最高速を上げていく。
そして、勝負に出たレース4日目の朝、ついにクラスレコードを超える204mph(329km/h)を記録。今回エントリーしたクラスレコード樹立(FIM・AMA認定)だけでなく、電動バイク全クラスのレコードを超える世界最速の電動バイクとなった。
情報提供元 [ モビテック ]
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