
※画像は公式サイトのスクリーンショット
MFJ(日本モーターサイクルスポーツ協会)は、日本のモーターサイクルスポーツの歴史を後世に伝え、輝かしい実績のあった功労者ならびに選手を顕彰するため、2018年度より「MFJモーターサイクルスポーツ殿堂」を設立している。昨年は、黎明期に特筆すべき活躍をした選手を対象として選出されたが、今回は功労者/技術・指導者部門を対象として選出。本田宗一郎氏と吉村秀雄氏に決定した。
なお、殿堂顕彰式が12月14日に開催される『MFJ MOTO AWARDS(全日本選手権ランキング表彰式)』において行われる。
以下プレスリリースより
目次
MFJモーターサイクルスポーツ殿堂 顕彰式
■イベント名:MFJ MOTO AWARDS 2019 (全日本選手権ランキング認定表彰式典)
■開催日時:2019年12月14日(土) 12:30~16:00 (予定)
※MFJ殿堂顕彰式は式典の冒頭に実施予定
■開催場所:日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル3階)
2019年度MFJモーターサイクルスポーツ殿堂 顕彰者
本田宗一郎氏
1959年日本メーカーとして初めてFIMロードレース世界選手権マン島TTレースに挑戦、1966年には全クラス制覇の偉業を達成した。また、1962年国内初の本格的国際サーキットである鈴鹿サーキットを造り、1963年に世界選手権GPを誘致し国内モーターサイクルスポーツを飛躍的に発展させた。
吉村秀雄氏
日本のモーターサイクルスポーツ黎明期からエンジン始めマシンのチューニングに取組み、日本のみならず海外のレースで活躍。その研究・開発から得た知識、技術を広く開示し、後進の技術力向上に努め、日本におけるレーシングコンストラクターの地位を確立し、多くのコンストラクター・チューナーを育成した。
MFJ モーターサイクルスポーツ殿堂評議会 委員長コメント
2019年度 MFJ モーターサイクルスポーツ殿堂顕彰者選出にあたって
昨年の第1回 MFJ 殿堂顕彰は日本のレース黎明期に世界で特筆すべき活躍をした高橋国光さん、伊藤光夫さんのお二人をライダー部門の顕彰者として全会一致で選出させていただきました。
MFJ殿堂はライダーだけでなく、二輪レースに多大なる貢献をいただいた方を対象とする功労者/技術・指導者部門があり、MFJ 殿堂評議会において2019年度は功労者/技術・指導者部門の顕彰を行うことになり、日本の二輪レース界を作り上げてきた本田宗一郎さん、吉村秀雄さんのお二人が選ばれました。余人に代えがたいお二人の方を選出させていただいたことは私にとっても大変光栄なことと思います。
今日、日本の二輪レース界あるのもお二人をはじめ、先人達が大変な努力と情熱でこのスポーツに取り組んでいただいたからに他なりません。これからもモーターサイクルスポーツを次の世代に繋げて行くよう二輪レースに携わる皆様のご支援ご協力をお願いいたします。
MFJ モーターサイクルスポーツ殿堂評議会
委員長 大久保 力
情報提供元 [ 日本モーターサイクルスポーツ協会 ]
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