
▲PAN AMERICA
初のアドベンチャーツーリングモデルとストリートファイターモデル
ハーレーダビッドソンは、現在開催中の「ミラノ国際モーターサイクルショー(EICMA)」において、新たなセグメントへの参入となるハーレーダビッドソン初のアドベンチャーツーリングモデル『PAN AMERICA』とストリートファイターモデル『BRONX』のプロトタイプをそれぞれ初公開した。両モデルにはハーレーダビッドソンの新たな水冷Vツインエンジン「Revolution®Max」が搭載される計画だ。
『PAN AMERICA』は、高度なアドベンチャーモデルとして、過酷な環境をものともしない耐久性を有する“冒険家”のための二輪マルチツール。排気量1250ccのRevolution®Maxエンジン、145馬力、最大トルクは90ft.lbs.以上を有している。
PAN AMERICA
そして『BRONX』はミドル級のストリートファイターモデルでありながら妥協のない卓越したパフォーマンスを発揮。排気量975ccのRevolution®Maxエンジン、115馬力、最大トルクは70ft.lbs.以上となる。
BRONX
新たな水冷60度Vツインエンジン「Revolution®Max」は、幅広いパワーバンドで柔軟なパフォーマンスを提供するよう設計。シリンダーが60度のV角度に設計されることでデュアルダウンドラフトスロットルボディ用のスペースが確保され、空気の流れが最大限になってパフォーマンスがより向上している。
エンジン重量を最小化しながらもパフォーマンスは最大化されており、エンジンの振動を緩和してライダーの快適性を高め、車両の耐久性を向上させるカウンターバランサーも内蔵されている。
今回発表された両モデルは、2018年7月に発表したHarley-Davidson®の中期経営計画「More Roads to HarleyDavidson」に基づくものであり、ミドル級製品を含む新しいセグメントへの拡大を実現するもの。『PAN AMERICA』と『BRONX』は2020年後半の発売が予定されているが、日本市場への導入の有無、詳細な導入時期、価格を含めた仕様の詳細は発表日時点で未定となっている。
情報提供元 [ ハーレーダビッドソンジャパン ]
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