
ヤマハ発動機は、東京モーターショー2019にて「テネレ700」を日本初披露した。「テネレ700」2020年夏以降に日本での発売が予定されている。また「YAMAHA MW-VISION」「TRICITY300」を世界初披露した。
テネレ700
689cm3の水冷直列2気筒270度クランクエンジンを軽量ボディに搭載した、アドベンチャーツアラー。乗車姿勢自由度の高い車体、耐久性や整備性の高さ、荷物積載時の高い適応力など、オフロード+アドベンチャー+ツーリングの各要素を高次元でバランスさせた。さまざまな軽量化技術を投入した車体は、前モデル「XT660Z」比で約10kgの軽量化を実現している。なお、2020年夏以降に日本での発売を予定している。
YAMAHA MW-VISION
LMW※1テクノロジーを用いて、人とモビリティの新しい関わり方を提案する次世代パーソナルモビリティ。扱いやすく、取り回しも容易なコクーン(繭型)ボディに、リーン制御技術とリバース機能を搭載。LMWが持つマシンと一体化してリーンするコーナリングの爽快感に、安心感と快適をプラスした新たな感動を多くの人々に提供することを目指して開発した。移動をこれまでにない新たな体験へと昇華させる「音※2と光による人とモビリティのインタラクティブ(相互作用)なコミュニケーション」など、ロボティクス技術とモビリティ技術の融合が可能にする「人の感性に寄り添うモビリティ」を提案するコンセプトモデル。
※1 LMWとは、モーターサイクルのようにリーン(傾斜)して旋回する3輪以上の車両の総称。
※2 音によるインタラクションには、ヤマハ株式会社の音響システムとViRealデジタルサラウンド音響技術を活用しています。
TRICITY300
都市交通の移動ツールとして開発したミドルクラスのLMW。専用設計のLMW機構とBLUE COREエンジンの組み合わせで、安定感としなやかさ、快適で質感の高いコミューティングを実現する。
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