
■大会名:2019 全日本スーパーモト選手権 第5戦
■開催日:2019年8月24日(土)・25日(日)
■開催場所:宮城県 スポーツランドSUGO
■ライダー/レース結果
全日本S1 PROクラス
#21 阿部恵斗 決勝レース1:13位 決勝レース2:15位
東日本エリアS2クラス
#17 阿部真生騎 決勝:10位
東日本エリアS3クラス
#81 青田魅 決勝:4位
目次
レースレポート
スポーツランドSUGOで開催された「2019 全日本スーパーモト選手権 第5戦」に阿部恵斗選手・阿部真生騎選手・青田魁選手が参戦。
阿部恵斗選手が全日本S1 PROクラス、阿部真生騎選手が東日本エリアS2クラス、青田魁選手が東日本エリアS3クラスへのエントリーでした。
3選手共に練習・予選走行は苦戦していましたが、阿部真生騎選手がクラス2位と健闘しました。決勝では阿部恵斗選手が転倒やマシントラブルの影響で順位が伸び悩み、阿部真生騎選手は優勝を狙えるポジションでしたが複数回の転倒により悔しい結果となりました。青田魁選手は練習走行より良いタイム出し続け、3位表彰台と目覚ましい成長を見せました。
チームノリックはトレーニングの一環としてのモタードレースへの参加を行っていますが各選手の課題が毎回見える良いトレーニングになっています。
次回参戦は8月31日(土)・9月1日(日)に岡山県の岡山国際サーキットで行われる「全日本ロードレース選手権 第6戦」に阿部恵斗選手が参戦し、併催の「2019 MFJカップJP250選手権 第4戦」に阿部真生騎選手が参戦いたします!応援をよろしくお願いします!
阿部恵斗
■2019 全日本スーパーモト選手権 第5戦 全日本S1 PROクラス
決勝レース1:13位 決勝レース2:15位
阿部恵斗選手コメント
前日練習はトップタイムを出すことができ、調子は良かったです。日曜日はダートセクションもありました。予選はイマイチタイムがあげることが出来ず9番手でした。
レース1はスタートは決まりましたが第2ダートでエンジンストールしてしまい、ポジションを落としてしまいました。その後ポジションを少しずつあげることが出来ましが、13番手となってしまいました。
レース2は13番手スターでした。スタートも決まりポジションを上げることが出来ていたのですがレース中盤、マシントラブルが出てしまいポジションを少しずつ落としてしまいました。結果は13番手でした。
最後にチームの皆様、スポンサーの皆様、応援して下さった皆様本当にありがとうございました。
阿部真生騎
■2019 全日本スーパーモト選手権 第5戦 東日本エリアS2クラス
決勝:10位
阿部真生騎選手コメント
レースの前日はダートが使えなくてトップタイムだったのですが、ダートが使えるようになると、轍が多くなりまだそんなに轍を使った走りをしたことがなかったので予選は2位で、レースでは1週目からトップを抜いたのですが、ダートの所でフロントが切れて転んでしまいなかなか再スタートできずにあまり順位が上がらないで終わってしまいました。次までに轍をうまく使えるようになろうと思います。
青田魅
■2019 全日本スーパーモト選手権 第5戦 東日本エリアS3クラス
決勝:4位
青田魅選手コメント
今回はキッズバイクでも走行したことあるSUGO西コースで楽しみにしていました。前日練習ではダートセクションを使わない、フルターマックでした。コースにもすぐ慣れ…中古タイヤでも感触が良かったです。しかし、午後からダートセクションを使うコースに変わり…苦手なダートとジャンプを沢山練習したいところでしたが、20分1本とコースを覚えるくらいで、結局課題はダートというのは何も変わりませんでした。
決勝当日も、練習走行・予選と走行する度にタイムも上がってきましたが、予選3位とトップとは2秒近く差がありました。
決勝は、1周目のダートで転倒車を避けたら草むらに入って、転倒しそうになりました。
そこから、頑張って前のバイクを1台ずつ抜くことに集中して気付いたら3位まで上がる事ができました。タイムもトップと同じくらいまで出すことできした。
また表彰台に上がる事ができ、とても嬉しかったです。今回も応援してくださった皆さんありがとうございました。
阿部光雄監督コメント
今回は阿部恵斗がプロクラス(YZ450F)、阿部真生騎が東日本エリアS2クラス(YZ250F)、青田魁が東日本エリアS3クラス(YZ85)への参戦でした。
24日(土曜日)の特別スポーツ走行は、昨日の雨でグラベル(ダート)が泥濘んでいる為、午前中はターマック(アスファルト)のみでの走行でした。恵斗は好調でトップタイム、真生騎は2番手、魁(カイ)は8番手でした。
午後は2箇所のグラベルも加わり、ロードレースライダーにとっては難しくなりました。
恵斗が8番手、真生騎が2番手、魁はS2、S3総合で8番手でした。25日予選は恵斗が9位、真生騎は2位、魁はやはり8位でした。
プロクラス決勝は2ヒート制で、レース1恵斗はグラベルに手こずり転倒もあり13位ゴールでした。レース2はミッション系のトラブルも有り、やはり13位ゴールでした。
真生騎はスタート後3コーナーでポールシッターを抜き、一瞬トップに立ちましたが、グラベルで転倒し後位に下がりました。その後も2回の転倒でどん尻10位ゴールでした。
魁の決勝レースは目覚ましく、予選タイムを2秒以上上回り、250cc車を相手に85ccの小排気量車で総合4位、クラス3位表彰台でした。
総評としては、恵斗は8月7日筑波サーキットで練習中1コーナーで転倒、右手小指の怪我が完治しておらず、影響があったかなと思います。真生騎はレース経験の浅さが顕著に出てしまい、来年以降に同じ失敗を繰り返さないための苦い経験だったかなと思います。魁はレース毎に成長を遂げ将来が楽しみです。
3人3様にトレーニングとしてのモタードレースでしたが、ひとつひとつをロードレースに活かし、将来大レーサーに育ってほしいと思っております。
若い3人のライダーの応援を宜しくお願いいたします。
photo by Ishizaki Nobuki
情報提供元 [ Webike Motosport ]
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