川崎重工、ベトナムで二輪車販売の現地法人が販売を開始

川崎重工は、ベトナムで二輪車の輸入販売を行う現地法人Kawasaki Motors Vietnam Co., Ltd.（カワサキモータース ベトナム：以下、KMV社）を設立し、販売を開始した。

同社は、2014年10月にマレーシア系のTC Motorcycle Vietnam Co., Ltd.（以下、TCMCV社）と提携し、同社が二輪車の生産、TCMCV社がベトナム国内での販売を担当してきたが、今後も継続したベトナム二輪車市場の拡大が見込まれることから、KMV社の設立に至った。

KMV社は、TCMCV社の販売店網を継承して営業するとともに、市場の拡大にあわせて新たな販売店の開拓を進め、ベトナムにおける二輪車事業の拡大を目指す。

以下プレスリリースより

ベトナムの二輪車市場は、2018年に約330万台以上と、アジアでは中国・インド・インドネシアに次ぐ規模があり、経済成長に伴って2019年には約360万台への成長が予想されています^※1。また、所得の増加を背景に、250ccクラス以上の中・大型二輪車市場は、2018年の約4,400台から2019年には約6,600台へと著しい成長が見込まれています^※2。

当社は、ベトナムにおいて175cc～1000ccクラスまでのスーパースポーツ・スポーツ・ネイキッドなどのモデルを展開しており、2019年度には約2,500台の販売を計画しています。今回の営業開始を契機に、得意とする中・大型二輪車クラスで、さらなるカワサキブランドの強化と顧客満足度の向上に努めていきます。

※1：2018年、2019年ともにベトナム二輪車製造協会（VAMM）の公表値
※2：2018年、2019年ともに当社推定

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情報提供元 [ 川崎重工業 ]