【ビッグマシン・ゼロ:文-沼尾宏明 写真-真弓悟史】

スポーツ走行に欠かせないバックステップ。数万円と高価な製品が多い中、リーズナブルにステップ位置を変更できる「ステップアッププレート」が登場した。多くのバックステップが一体型なのに対し、当製品は純正ステップとフレームの間に噛ませるベースプレートとなる。そのためコスパが抜群なのだ。

ベースのみで低コスト化 機能性は何ら不満なし!

テストした’19YZF-R25用は、3段階のポジションを選択でき、最大で35mmアップ/25mmバック可能。ABS仕様やポジションによっては加工が必要な場合もあるが、基本的に装着はボルトオンだ。

走行すると、ノーマルとは印象が激変。コーナーで踏ん張りやすく、マシンとの一体感が確実に高まった。やや前傾するハンドルとのマッチングは抜群で、もちろんドレスアップ効果もある。手軽にステップをバック化したい人に最適な一品だ。

前寄りのステップをスポーツできる位置に

●税込価格:8424円~1万7064円 ●適合車種:CBR250RR(’17 ~)、YZF-R25、MT-25/03、GSX250R、ニンジャ250/R(’08 ~)、ニンジャ400、Z250(’13 ~)

▲ノーマル(YZF-R25)

R25 は’19年型でハンドルの位置がダウンしたが、ステップは不変。スポーティに走りたい時はやや前寄りに感じる。他車で同様の悩みを抱えた人も当製品で解消可能だ。

高品質なアルミ削り出しドレスアップ効果もアリ

▲R25は4色!

アルマイト仕上げで、R25用は青、赤、銀、黒の4色を設定。純正より長いシフトロッドやフルードタンク移動ステーも付属。

国産4社の250cc+αに対応

▲Ninja250/400(’18 ~)

▲CBR250RR

▲GSX250R

ご覧のSSをしっかり網羅。車種によってカラバリや移動量が異なる。’18 以降のニンジャ用はブレーキホースのバイパスブロックも用意。

最大で35mmアップ/20mmバック

▲HI
▲LO

8mmアップ/20mmバック、21mm /25mm、30mm/35mmの3ポジションが選べる。ブレーキ側は最大まで後退した場合、マスターのホース加工が必要。

ステップ周辺をさらにカスタム!

アルミマシンドステップバー

▲税込8640円~9720円

アルミA2017の削り出しで、滑りにくいローレット加工を施す。足裏にきっちりグリップし、操作感が向上。雨の日も安心感が増す。

アルミマシンドヒールガード

▲税込8424円

純正よりリヤ側に長く、ホールド感が増すヒールガード。レーシー感も満点だ。こちらもアルミ削り出し&アルマイト仕上げ。

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