
【ビッグマシン・ゼロ:写真-岡 拓】
大容量なだけがキャンツー向けとは言えないシートバッグ。キャンプ用品に多い長尺物が出し入れしやすく、荷物の増減にも柔軟に対応。さらに高いレベルの固定力も求められるのだ。
ここに紹介するゴールドウインのツーリングリアバッグ78は、78Lという屈指の最大容量を誇る。コールマンのツーバーナー(!)をはじめ、ヘリノックスのハイバックチェア、テーブル×2組、テント、マット、冬用のシュラフ、クッカーセット、カトラリーなど、上に写っている各種アイテムが全て収まってしまうほど大きいのだ。
目次
アルミフレームで型崩れ防止パニアケース2個分の収納量
▲コレが全部入るぞ! ●容量:48~78L ●税込価格:2万736円
何より感心したのはアルミフレームが挿入されていること。荷物が少なくても型崩れせず、4本の装着ベルトでしっかりとバイクに固定できる。左右のマチを広げると幅は68cmになり、あきらめて外にくくり付けていたマットなども余裕で収納可能だ。各部のハンドグリップやメッシュポケット、バンジーコードなどが使いやすく、ベテランキャンパーが設計に携わったであろうことがひしひしと伝わってくる。
キャンツーにハマった人ほど、このバッグの機能性にひかれるだろう。
上下2か所ずつ4本で確実に固定
取り付けは4本の装着ベルトを使用する。それぞれ上下2か所ずつフックを掛ける仕組みで、さらにバッグ本体にアルミフレームが入っているので、強く引いても型崩れなし。
ツーバーナーすら余裕で飲み込む!
ファミリーキャンプの定番コンロがコールマンのツーバーナー。収納サイズが約54×32.5×7cmと大きいのでキャンツーで使う人はほとんどいないが、このバッグなら余裕で入るのだ。
ショルダーベルトを同梱。駐輪スペースが離れているキャンプ場での荷物運搬時に大活躍。
上部のフラップは収納しきれないアイテムの固定に便利。さらに上面にはバンジーコードも。
左右のマチ拡張で48→78Lへ
左右にあるファスナーを開くとマチが広がり、左右幅は48cmから68cmに。容量は30Lもアップする。表地は840Dナイロンで、黒のみ。
◆ゴールドウイン:ツーリングリアバッグ78 GSM17606 商品ページ
ひと回り小柄で使いやすい!「ツーリングリアバッグ53」
サイズを33×35×48~68cmから29×30×46~62cmとし、最大容量を53Lとしたのがこちら。機能は78に準じる。
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