
2019年7月28日(日)に鈴鹿サーキットにて決勝レースが開催される「2018-2019 FIM世界耐久選手権最終戦 ”コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第42回大会」に、ブガッティサーキット(フランス/ル・マン市)にて、「ル・マン24時間耐久ロードレース」を主催するフランス西部自動車クラブ(Automobile Club de L‘ouest 、以下ACO)の会長であるピエール・フィヨン氏が来場する。
なお、フィヨン氏の来場は、両大会がともに40回の記念大会を迎えた2017年以来2度目となり、今回、フィヨン氏は、決勝レースのスタートセレモニーに出席するほか、「ル・マンアワード」のプレゼンターを務める。
モビリティランドとフランス西部自動車クラブは、2019年2月に相互のサーキットの代表的なレースである「鈴鹿8時間耐久ロードレース」と「ル・マン24時間ロードレース」を友好レースとして位置づけることで、アジアとヨーロッパをモータースポーツでつなぎ、世界的なモータースポーツ文化の発展に寄与することを目的として、ル・マンと鈴鹿サーキットに関する友好協定を結んでおり、今回の訪問および「ル・マンアワード」の贈呈はその一環となる。
以下プレスリリースより
Pierre Fillon氏(ACO会長)のコメント
「モータースポーツとともに生き、情熱を注ぐ者として、私は鈴鹿サーキットが示しているものを正確に認識しています。鈴鹿はベンチマークであり、とても特別な雰囲気のある歴史的なレースの舞台です。サーキットに一歩入ると、ファンの熱気、施設のクオリティの高さ、コースの難しさ、そしてレースの素晴らしさにすぐに衝撃を受けます。ル・マン24時間ロードレースと同じく、鈴鹿8耐は1978年に初開催されています。そして鈴鹿8耐はル・マン24時間と同じく、伝統を尊重しつつ、競技参加者と観客の快適さと楽しさのために刷新を続けています。オートバイレースについて、そしてそれをどう発展させて行くべきかについて、私たちは価値観とビジョンを共有しています。従いましてル・マンと鈴鹿のパートナーシップは、共に前進するための私たちの試みにおける、ひとつの自然なステップなのです。」
田中薫(株式会社モビリティランド代表取締役社長)のコメント
「今年の2月の友好協定締結以降、我々は相互にトロフィーの授与や看板の設置、双方のレースでの生中継などの取り組みを進めて参りました。そして、この週末にはフィヨン会長を鈴鹿サーキットへお迎えし、ル・マンアワードのプレゼンターを務めていただきます。今後も、日本およびアジアのモータースポーツのさらなる発展に寄与できるよう、今後もACOとの交流や協力をさらに深めて参ります。」
ル・マンアワード
鈴鹿8時間耐久ロードレースにおいて、欧州地域*のエントラントライセンス登録したチームのうち、最上位のチームに対して「ル・マンアワード」が贈呈されます。
*欧州地域:国際オリンピック委員会(IOC)が定めたヨーロッパ地域を対象とする。
情報提供元 [ モビリティランド ]
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