
▲自転車ロードレース支援用の「NIKEN」
欧州におけるヤマハ発動機の現地法人ヤマハ・モーター・ヨーロッパが、自転車ロードレースの主催者グループであるA.S.O.とRCSと3年間にわたるパートナーシップ契約を結び、イタリア、フランス、スペイン、ベルギーの各地で開催されるさまざまな規模の自転車ロードレースをスポンサードすることが決定した。
同社LMW製品のフラッグシップ「NIKEN(ナイケン)」をベースに各種の装備が追加された車両が、自転車ロードレースの先導車として活躍する。
以下プレスリリースより
アルペンマスターの本領発揮
「NIKEN」の開発コンセプトは、「アルペンマスター」⎯⎯。山岳路における自転車ロードレースの先導は、まさにうってつけの役割と言えそうです。さまざまに変化するレースコースで、LMW機構の特長の一つである優れた安定感や接地感を発揮しながら円滑なレース運営に貢献しています。
世界三大ツールも先導
欧州における当社の現地法人ヤマハ・モーター・ヨーロッパは、自転車ロードレースの主催者グループであるA.S.O.とRCSと3年間にわたるパートナーシップ契約を結び、グランツール(ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、ブルエタ・ア・エスパーニャ)を筆頭に、イタリア、フランス、スペイン、ベルギーの各地で開催されるさまざまな規模の自転車ロードレースをスポンサードすることになりました。
これらの大会では、レースサポート用にカスタマイズされた「NIKEN」が、レースコミッショナーや公式サポートチームを支援するため山岳路で先導を務めます。また、その機動性を活かし、必要に応じて医療アシスタントや水分補給、食料や交換タイヤの搬送など、重要な役割を担うことになっています。
2019年のグランツールの先陣を切ったジロ・デ・イタリアは、23日間、全行程3,500km以上の戦いを終え、6月2日にゴールを迎えました。標高差5,700m、5つもの山頂フィニッシュが設けられた過酷なコース設定に、「NIKEN」もその持ち味を十分に発揮したようです。
情報提供元 [ ヤマハ発動機 ]
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