ドゥカティMotoGPのエアロダイナミクスに特化した特別展

ドゥカティは、ボルゴパニガーレのドゥカティ・ミュージアムで、「スピードの解剖学」と題された特別展を開催する。ドゥカティ・ミュージアムでこのような特別展が開催されるのは今回が3回目で、開催期間は2019年10月8日までとなっている。

以下プレスリリースより


この特別展では、ドゥカティの象徴となっている類まれなパフォーマンスを実現するために、エアロダイナミクスが如何に重要な役割を果たしているのかを説明しています。来館者が会場に入ってまず目にするのは、ドゥカティから見たエアロダイナミクスの紹介です。その後に続く展示室では、ドゥカティがレースに深く関与する中で、長い年月をかけて開発してきたソリューションや研究開発プログラムの内容が展示されています。

ここでは、写真、ビデオ、ディスプレイパネル、プロジェクションなどを使用して、エアロダイナミクス開発の歴史が分かりやすく紹介されています。展示内容におけるハイライトは、2016年および2017年のMotoGP世界選手権において、ドゥカティ・デスモセディチGP16に採用された2種類のフェアリングです。

「スピードの解剖学」は、ドゥカティコルセの技術的なノウハウとサポートによって実現しました。オープニングイベントでは、Mission Winnow DucatiチームのMotoGPライダー、アンドレア・ドヴィツィオーゾ、ダニーロ・ペトルッチ、ミケーレ・ピッロに加え、クラウディオ・ドメニカーリ(ドゥカティCEO)、ルイジ・ダッリーニャ(ドゥカティコルセ・ゼネラルマネージャー)、エドアルド・レノーチ(エアロダイナミクス開発マネージャー)、アレッサンドロ・ヴァリア(ドゥカティ・オフィシャル・テスト・ライダー)も参列して、テープカットが行われました。

ドゥカティ最高経営責任者(CEO)のクラウディオ・ドメニカーリは、次のように述べています。

「ドゥカティ・ミュージアムで、3回目の特別展を開催することができて大変光栄です。エアロダイナミクスは、バイクの挙動に魔法のような効果をもたらします。この特別展は、レースから得られたノウハウを量産車へフィードバックするという弊社のDNAに組み込まれた伝統を、ドゥカティ・ファンの皆様に分かりやすくご紹介することも目的としています。私たちは、ドゥカティ・オーナーの皆様に、常に最新のテクノロジー、パフォーマンス、走る喜び、そして高い安全性をご提供することを目標に掲げています。エアロダイナミクスは、このような哲学の実現において、ますます重要な役割を果たしています。その具体的な例は、パニガーレV4 Rに見ることができます」

ドゥカティコルセ・ゼネラルマネージャーのルイジ・ダッリーニャは、次のように述べています。

「ドゥカティコルセは、エアロダイナミクスの分野において、間違いなく他のメーカーを先導しています。エアロダイナミクスは、マシンの開発において最も重視している分野であり、その目標は、より優れた結果を常に追い求めることです」

今回の特別展の開催にあたっては、Lenovo、NetApp、UnipolSai、Riello、Brembo、Cima and VarGroupといったMotoGPのパートナー企業も全面的に協力しています。

「スピードの解剖学」特別展は、ドゥカティ・ミュージアムにおいて期間限定(5月20日~10月8日)で開催されます(入館料は通常料金)。

情報提供元 [ Ducati ]

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