
■大会名:「全日本ロードレース選手権 第3戦」「2019 MFJカップJP250選手権 第2戦」
■開催日:2019年5月25日(土)・26日(日)
■開催場所:宮城県 スポーツランドSUGO
■ライダー/レース結果
全日本 J-GP2クラス
#14 阿部恵斗/予選:8位 決勝:6位
MFJ CUP JP250
#17 阿部真生騎/予選:21位 決勝:完走
目次
レースレポート
スポーツランドSUGOで開催された「全日本ロードレース選手権 第3戦」に阿部恵斗選手が参戦!また、併催の「2019 MFJカップJP250選手権 第2戦」に阿部真生騎選手が参戦しました!阿部恵斗選手は怪我からの復帰戦です。
阿部恵斗選手は、怪我の影響もなくコンディション良好でした。しかし目標タイムには届かず、予選のベストタイムは1分31秒798で、8位となりました。
決勝では感覚が戻ってきたのかペースが上がり、ベストタイムは1分31秒148と予選よりも好タイムをマーク。最終的に6位でのフィニッシュでした。
阿部真生騎選手は、前回のもてぎロードレースの時のマシン不調から回復し着々と上手く乗れて来ています。自己ベストタイムを更新し1分47秒755の21位となりました。
しかし決勝では前走者にぶつかってしまい転倒、完走はできましたが、悔しい結果となりました。決勝のベストタイムは1分48秒811となりました。
二人とも着々と成長を感じさせるライディングです!
次回参戦は6月22日(土)・23日(日)に茨城県の筑波サーキットで行われる「全日本ロードレース選手権 第4戦」に阿部恵斗選手が参戦し、併催の「2019 MFJカップJP250選手権 第3戦」に阿部真生騎選手が参戦します!
応援をよろしくお願いします!
阿部恵斗
■全日本ロードレース選手権 第3戦 J-GP2クラス
予選:8位 決勝:6位 Best Time:1'31.148
阿部真生騎
■2019 MFJカップJP250選手権 第2戦
予選:21位 決勝:完走 Best Time:1'48.811
阿部恵斗選手コメント
第1戦は練習中の怪我により、やむを得ず欠場する事となってしまいました。
ご心配、ご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんでした。
金曜日の練習では今までと、乗り方を変えたりブレーキングを奥に持っていったりと色々な事を試しました。
試したことが出来てくると少しですがベストタイムを更新することができ、調子は良い感じでした。
予選は気温がとても上がりタイヤのグリップがとっても良いコンディションでした。
予選前半から自己ベストをどんどんと更新することが出来ました。結果は1分31秒798で、8番手からスタートでした。
決勝は30度を超える暑さの中行われました。
今回のタイヤは予選から決勝まで通しだったので、最後まで持つか不安でした。
スタートは成功し5番手まで上がることが出来ました。ですが最初からペースを上げることが出来ず、元の順位まで落ちてしまいました。その後どうにかポジションを1つあげることが出来ましたが、レース後半もう一度ポジションを落としてしまいました。その後最終ラップに馬の背コーナーで並ぶことが出来ましたが、前に出ることが出来ず、そのままチェッカーを受けてしまいました…
結果は6位、タイムは1分31秒148でした。
目標だった31秒前半はクリア出来たのですが、もう少しで30秒台が見えていたのに出せなかったことがとても悔しいです。
今回の反省点は、最初からペースを上げることが出来なかったので最初からペースを上げることと、バトルの仕方をもう少し考えながらレースをしたいです。
最後にチームの皆様、サポートして下さった皆様、応援して下さった皆様、暑い中本当にありがとうございました。
次戦の筑波もよろしくお願いします。
阿部真生騎選手コメント
今回は前回出来ていなかったS字を全開で曲がるのが少しできるようになってきて、タイムも少しずつ上がってきていたのですが、まだ3コーナーを全開で曲がっていく事が出来なくて、レースでもう少し良くなればいいと思っていたのですが、スタートして1周目の4コーナーで前のバイクにぶつかってしまい、転んでしまいました。
次のレースまでには3コーナーを全開で行けるようになってもう少し前についていけるようになりたいです。
阿部光雄監督コメント
今回は全日本J-GP2の阿部恵斗とMFJCUP JP250の阿部真生騎、2人揃っての出場です。
恵斗も怪我から復帰、金曜日の特別スポーツ走行で転倒はあったものの自己ベストを更新し怪我の影響は見られませんでした。
土曜日の予選は1分31秒前半を目指してのアタックでした。
確実にタイムを伸ばして行きましたが、31秒798で止まり、8番グリッドとなりました。
26日決勝レース、好スタートで1周目を5番手で帰ってくるも、序盤ペースが上がらず8番手まで下がりました。
しかし5周目辺りよりペースが上がり、自己ベストを更新しながら前団3台の追跡が始まりました。
中盤以降は3台の直後に接近、後半に徳留(トクドメ)選手との熾烈な攻防を展開し抜きつ抜かれつでしたが、徳留選手の直後の6位ゴールでした。しかしレース中1分30秒台に迫る31秒1を記録、1歩前進したレースで、恵斗のポテンシャルを発揮できる日が近い事を思わせました。
一方、真生騎は25日の土曜日に、予選と決勝がありました。金曜日のスポーツ走行では1分49秒台には入ったものの前回SUGOの18秒台には入らず苦しい出だしでした。しかし予選は自己ベストの47秒台に入り21番グリッドでした。
レースは好スタートでしたが、4コーナーでハイサイドを起こして急激なスピードダウンをした前車に追突、転倒を喫しピットインを余儀なくされましたが再スタートをし、最後まで走りきりました。悔しい思いはしましたがレース経験の浅い真生騎は、今年18レースを予定している中で、これも良い経験で今後に生かせればと思っております。
今回も15歳コンビは其々に良い経験を積み、今後の成長に期待大です。
応援をよろしくお願いいたします。
Photo by Komai Toshiyuki & Ishizaki Nobuki
情報提供元 [ Webike Motosport ]
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