5月18日(土)千葉県外房エリアにて、Webikeみんなのスクール"アドベンチャー・ツアーセッション"が開催された。

スクール開催の背景としては、近年のアドベンチャーバイクブームの裏側で、アドベンチャーバイクを所有しているが"オフロードの経験が少ないので走れるようになりたい"というオーナーが多いということにつきる。そのため、今回のセッションのテーマを「初めてのダートで“ゆるオフ”体験!」とし、オフロード初心者を対象にしたスクール開催に至った。

インストラクターは、Webikeニュース編集長としてもお馴染みのケニー佐川氏。

座学で基本から


プログラムのはじめは座学。
オフロードならではのライディングフォーム、林道での安全なライン取り、ABSやトラコンの介入についてや推奨する設定など、不整地を走行するための基本が教えられた。

特に近年のアドベンチャーモデルに搭載され始めた"オフロードに特化した走行モード"や、ABSやトラコンを含むの介入については、参加者の関心も高く質問があがっていた。

実車でイメージを掴む


座学の次は、参加者がそれぞれのバイクに跨り、ハンドルの握り方、ステップの踏み方、膝や上半身の使い方などを実践した。
参加者全員に見える位置で見本を見せてれたので、参加者もすぐにイメージが掴めていたようだ。

ツーリングで感覚を掴む

いよいよバイクに乗って走る。さきほど教わったハンドルの握り方、ポジション、ステップワークなどを意識しながら、のんびりツーリング。好天に恵まれ、非常に気持ちが良いツーリングになった。

途中の休憩ポイントでは、ケニー佐川先生から参加者にアドバイスをしたり、ライディングに関する質疑応答が行われた。実際に走行した直後とあって、座学や跨り講習の時よりも質問の内容が実践的だ。

いよいよ林道体験!

今回はあくまでも「初めてのダートで楽しく安全に“ゆるオフ”体験」がテーマ。
林道は公道であり、"決して無理はしないこと"を確認してから林道に入った。今回は林道を3km程度入った辺りで折り返すに留まったが、加減速時の姿勢やブレーキング、スタンディングとシッティングの違いなどをしっかり体験できていた。

オフロード初心者にとって有意義なイベントに

バイクでちょっとしたアドベンチャー体験に出かける。普段は行きたくてもなかなか足を踏み入れられない、林道やダートロードでのレッスンは参加者にとって貴重な体験となったようだ。初めての試みだったが、次回開催にも期待が高まる有意義なイベントとなった。

【関連ニュース】
初めてのダートで“ゆるオフ”体験!ケニー佐川のライディングスクールに【アドベンチャー・ツアーセッション】が登場
KTM「790アドベンチャー」処方箋 バイクに学んだ砂漠の走り方とは

この記事にいいねする


コメントを残す