15歳の阿部恵斗が全日本J-GP2クラスにフル参戦。Webikeチームノリックヤマハ2019年チーム体制発表会

3月7日（木）、東京のリバークレイン本社にて、2019年Webikeチームノリックヤマハ体制発表会が開催された。

全日本参戦10年目の今年、Webikeチームノリックヤマハは「世界に通用するレーシングライダーを育てる」というチームノリック発足からの方針に則り、9歳からチームノリックで育成してきた阿部恵斗（アベケイト）選手（15歳）が全日本ロードレース選手権J-GP2クラスにフル参戦する。

阿部恵斗選手は昨年、全日本選手権J-GP2にフル参戦しランキング14位。全日本スーパーモト選手権S2クラスでランキング4位など、着実にステップアップしてきた。

また、青田魁（アオタカイ）選手（13歳）は筑波ロードレース選手権S80クラスを中心に参戦。阿部真生騎（アベマイキ）選手（15歳）は筑波ロードレース選手権J-GP3クラスを中心に参戦する。

ライダーは皆、昨年は沢山の経験を積んだ年と振り返る。レース以外でもダートトラックやモタードで走り込み、鍛錬を積んできた。今年は昨年よりも高い目標を設定し、更なる高みを目指す。

Webikeチームノリックヤマハ 阿部光雄監督コメント

2018年シーズンは長年サポートしてくださる株式会社リバークレインの信濃社長とノリックこと故阿部典史が夢とした「MotoGPチャンピオンを育てる」というチームポリシーに沿って若いライダーを育成することに尽力した1年でした。

今年は9歳からチームに在籍している15歳の阿部恵斗(アベケイト)を全日本選手権J-GP2にフル参戦させ、夢の実現に向けてチャレンジしていきます。2020年からはJ-GP2がなくなりST1000に変わりますが、1000ccでも好成績を挙げることが予想できるライディングを身につけられるよう全力を尽くします。

同じく将来のMotoGPチャンピオンを夢見る13歳の 青田魁（アオタカイ）を、昨年よりもステップアップした車両で筑波ロードレース選手権S80クラスをフル参戦させます。

また一昨年の11月22日に初めてバイクに乗った、15歳の故阿部典史長男 阿部真生騎（アベマイキ）を、筑波ロードレース選手権J-GP3クラスにフル参戦させます。

メカニックの見習いの臼井和之(ウスイカズユキ)も加わり、チーム全体に元気がみなぎっています。少数弱小チームでは有りますが株式会社リバークレイン他多数のサポート企業の協力を得まして、夢に向かって突き進んでゆきます。未来のMotoGPライダーを育てるために、引き続き皆様の暖かいご声援とご支援をよろしくお願いいたします。

ライダーコメント　阿部 恵斗（アベ ケイト）

昨年J-GP2にフル参戦できてコースもしっかり覚えることができ、経験をしっかり積めました。参戦マシンのYZW-N6のセットアップも良い方向に進んでおり、乗りやすくなってきました。目標は表彰台の一番上に乗る事です。1戦1戦全力でがんばっていきます。

ライダーコメント　青田 魁（アオタ カイ）

今年の目標は表彰台ですが、まずは6位以内に入りたいです。トレーニングを重ねてもっと上手く走れるようなり、一つでも良い順位でフィニッシュできるようにがんばります。

ライダーコメント　阿部 真生騎（アベ マイキ）

昨年は経験を積んだ年でした。レースで結果を残すことはできなかったですが、レースの大変さや楽しさを学べたと思います。今年はST600で走る予定でしたが、変更となりJ-GP3とJP250を走ります。来年に繋がるようなレースができるようにがんばります。

Webike Team Norick YAMAHA チーム体制

◆チーム体制

監督

阿部 光雄

ライダー

阿部 恵斗（アベ ケイト）【全日本ロードレース選手権 J-GP2クラス他】
青田 魁（アオタ カイ）【筑波ロードレース選手権 S80クラス他】
阿部 真生騎（アベ マイキ）【筑波ロードレース選手権 J-GP3クラス他】

チーフメカ

永安 公造

メカニック

石崎 直樹
臼井 和之 (アシスタント)

◆マシン

YZW-N6【全日本ロードレース選手権 J-GP2クラス】

TZ250F【筑波ロードレース選手権 J-GP3クラス】

TZ改【筑波ロードレース選手権 S80クラス】

◆レースサポート

ヤマハ発動機株式会社
YAMALUBE
ブリヂストン
KYB株式会社
SHOEI
KUSHITANI
サクラ工業株式会社
アドバンテージ
アグラス
株式会社エヌ・ティー・エス
NGK
D.I.D
YSP横浜南
YFデザイン
Dr.馬場
サーティワンアイスクリーム野田店

◆チーム運営サポート

株式会社リバークレイン