■予選:8月31日/決勝:9月1日
■開催地:モーターランド・アラゴン(スペイン)
■レース周回数:23周(116.771 km)
マルク・マルケスが得意のアラゴンを制圧 発熱量が大きい新舗装にミシュランタイヤが完璧に対応
出場全車がミシュランタイヤを使用して行われている世界最高峰の二輪ロードレースシリーズ MotoGP世界選手権の第12戦アラゴンGPが開催され、Gresini Racing MotoGPのマルク・マルケスが、予選、スプリントレース、グランプリレース(決勝レース)のすべてを制するパーフェクトウインを飾りました。これまでに6度もMotoGPチャンピオンに輝いてきているマルケスですが、スプリントレースでの優勝は今回が初、そしてグランプリレースでの優勝は3年ぶりのことでした。
今大会が行われたモーターランド・アラゴンは、昨年中にコースの路面が全面的に再舗装されました。新しい舗装はアスファルトの密度がとても高く、ミシュランモータースポーツの2輪マネージャーであるピエロ・タラマッソに「ヨーロッパのサーキットで、こんなにタイヤの温度の立ち上がりが早いところはない」と言わしめるほど、タイヤを非常に発熱させるものでした。それだけにタイヤにとっては難しい条件でしたが、ミシュランのMotoGP公式タイヤは23周=42分弱にわたるグランプリレースの最後まで高いパフォーマンスを安定的に発揮し続けました。
アラゴンGP優勝
マルク・マルケス(ドゥカティ・デスモセディッチGP)
MotoGPデビューから11年にわたって在籍したホンダを離れ、今シーズンからドゥカティのマシンを駆っているマルケス。これまでの11戦では、グランプリレースで3度の2位表彰台獲得がありましたが、勝利に手を届かせるにはまだ隔たりがあるように感じさせていました。
しかし、得意とするアラゴンを舞台とする今大会でのマルケスは、走り出しから往年の圧倒的な速さを披露し、出走したすべての走行セッションで首位に。新しいオールタイムラップレコードも叩き出して、この週末の完全制覇を達成しました。
【画像】【MOTOGP 2024 ROUND 12 ARAGON】マルク・マルケスが得意のアラゴンを制圧 (8枚)
情報提供元 [ 日本ミシュランタイヤ ]
この記事にいいねする
-
MICHELINについて書かれた記事
-
【MOTOGP 2024 ROUND 11 AUSTRIA】高荷重の試練にミシュランタイヤが見事に対応 バニャイアが7勝目を挙げ、重要記録のすべてが更新される
-
さまざまな路面状況で思いのままのライディングが可能!MICHELIN POWER6【WebikePlus Vol.08】
-
僕にとっての最強カブ系タイヤ、MICHELIN ANAKEE STREETをさまざまな路面で試してみた【CT125ハンターカブ】
-
【MOTOGP 2024 ROUND 7 ITALY】イタリア人がMotoGPとMotoEを制したイタリアGP 大幅記録更新でミシュランタイヤの進化が明白に
-