走る楽しさがさらに拡がるCT125ファン待望のマフラー!YOSHIMURA「機械曲 GP-MAGNUM サイクロン TYPE-UP EXPORT SPEC 政府認証」

【ビッグマシン・ゼロ:文-中村友彦 写真-真弓悟史】

約8000台という驚異の販売実績を記録したCT125。その多くのユーザーが待ちに待っていたマフラーが登場。アウトドアスタイルのCT125にマッチし走る楽しさを付加した、全領域で楽しめるスポーツマフラーだ。

ホンダ製水平単気筒車から 潜在能力を引き出す

バイクを購入したら、まずはマフラー交換。少なくとも一昔前は、そう考えるライダーが一般的だった気がするけれど、年を経るごとに厳しくなる排出ガス・騒音規制の影響を受け、近年のアフターマーケット市場では、マフラーメーカーが徐々に減りつつある。

そんな中で、一昔前と変わらない姿勢で、多種多様なマフラーの開発・販売を続けているのが、日本を代表するパーツメーカー/レーシングコンストラクターのヨシムラだ。いや、厳密に言うならヨシムラのスタンスだって、一昔前と同じではない。何と言っても近年の同社は、ホンダ水平単気筒車用のラインアップを大幅に拡大中で、’18年以降に発売したモンキー125やC125、スーパーカブ110、クロスカブ110用マフラーは、いずれも好セールスを記録しているのだから。

もちろんヨシムラでは、’20年度の日本市場における最大の目玉と言うべき、CT125ハンターカブ用マフラーをすでに開発済みで、10月にはその第一弾として、GPーMAGNUMサイクロンの販売が始まる。そして同社のデモ車を体感した僕は、やっぱりヨシムラの製品に間違いはないし、マフラー交換には依然として大きなメリットがあるのだなあ……と感じたのだった。

スポーティな吹け上がりと重厚で優しい排気音

▲ステンレス製エキパイの寸法は27.2/32/50.8mmで、重量はSTDから約-2kgとなる2.9kg。なお単気筒用マフラーで問題になりやすい、振動の増加や低回転域での扱いづらさは、CT125用GP-MAGNUMサイクロンには皆無だった。

仕事を通してノーマルのCT125をじっくり乗り込んだ僕が、ヨシムラ車で感じた主なメリットは、
(1)出足の元気のよさ
(2)中高回転域のパワフルさ
(3)全域で感じる回転上昇の早さ
(4)重厚な音質

まずは(1)の説明をすると、基本設計を共有するC125に対して、CTはもともとローギアードなのだが、ヨシムラ車はさらにローギアード化したかのような印象で、ゼロ発進で右手を大きくひねると、前輪が持ち上がりそうな勢いで加速していく。ちなみにこの特性は、悪路ではマイナス要素になりそうな気がしたものの、実際にはトラクションがわかりやすくなっていて、オフロードではノーマルより豪快にアクセルを開けられた。

(2)はそのものズバリで、ヨシムラ車は中高回転域が明らかにパワフル。一般公道での試乗後に、クローズドコースで最高速を試してみたら、ノーマルではなかなか到達しない、3ケタの数字が意外に簡単に確認できた。

なお(3)に関しては、数字やパワーカーブには表れない資質なのだが、ヨシムラ車はここぞという場面でアクセルを開けたときの反応が俊敏で、ノーマルのように回転上昇を待つ場面にはほとんど遭遇しない。言ってみれば、乗り手の意識とエンジンフィーリングがシンクロしやすく、その感触はスポーツライディングの楽しさにつながるのである。

もっともそれら以上に僕が感心したのは、(4)かもしれない。撮影場所に向かって出発したとき、置き写真に続いて走行写真を撮り始めたとき、コンビニ休憩後に走り出したときなど、ヨシムラ車はエンジンをかけた瞬間に、ノーマルとは趣が異なる、重厚で優しくて心地いい排気音が聞かせてくれて、誤解を恐れずに言うならその感触は、ハーレーやモトグッツィなどに通じる印象だった。まさか125cc単気筒で、海外の大排気量ツインを思わせる、高級感や充実感が味わえるとは……。

さて、誉めてばかりではアレなので、ひとつくらいはノーマルに対するマイナス要素を述べたいところだが、僕が気づいたのはエンブレが微妙に弱くなったことくらいで、それだって数分も走れば慣れるレベル。いずれにしても、仕事を通してノーマルのCT125をじっくり乗り込んでいた僕は、ヨシムラのデモ車を体験することで、ますますこのバイクが好きになったのだ。

パワーカーブは全域でノーマルを凌駕

このデータだと、低回転域の差は微々たるものだが、実際に乗っての印象は完全な別物。クローズドコースで記録したヨシムラ車の最高速は105km/h。

スタイル&軽量化でタイプは4種類

既存のカブ系用と同様に、サイレンサーは4種類を設定。ボルト留めのステンレス製ヒートガードは製品に付属。バンド締めのカーボンヒートガードはオプションで、価格は1万2100円。

●SS(ステンレスカバー)税込価格:5万3900円
●SSF(サテンフィニッシュカバー)税込価格:5万6100円
●STB(チタンブルーカバー)税込価格:6万4900円
●SC(カーボンカバー)税込価格:6万7100円

限られたスペースの中で理想の特性と排気音を追求

マフラー事業本部・マフラー開発課に所属する小方さんは、これまでに排気量やジャンルを問わず、さまざまなヨシムラ製品に関与。プライベートではエイプやXR100モタード、PCXなどを愛用している。
「CT125用マフラーで一番の悩みどころになったのは、排気ポート直後のエキパイの取り回しです。既存のカブ系とは違って、CTはアンダーガードがありますからね。それに加えて、日本の道路事情に適した排気音の作り込みも、悩みどころ……と言うか、時間がかかりました。目指したのは、ライダーが心地いいと感じて、それでいて大きすぎない、上質な音。走行性能については、中高回転域を使ったスポーツライディングだけではなく、低回転域を維持してのトコトコ走りが楽しい特性が実現できたので、CTの潜在能力を上手く引き出せたと感じています。」

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油冷が復活。ジクサー250用マフラーも新発売

▲機械曲R-77S サイクロン カーボンエンド EXPORT SPEC 政府認証/span>

▲機械曲 GP-MAGNUM105 サイクロン EXPORT SPEC 政府認証

11月からの発売を予定しているジクサー250 / SF250用フルエキは、ヨシムラにとって久々の油冷用で、サイレンサーは2種を準備。R-77Sは7万7000 ~ 8万5800円で、GP-MAGNUM105は6万1600 ~7万2600円。

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