今週の愛車ピックアップ SUZUKI最後の油冷エンジン[GSX1400]

SUZUKI GSX1400 2007 年式 (1400 cc)
オーナー:rikuさん

ウェビックコミュニティ「愛車を語ろう!」キャンペーンより、GSX1400に乗る「riku」さんの熱い語りをご紹介します。

※「愛車を語ろう!」キャンペーンは2020年6月30日をもって終了しました。たくさんのご投稿ありがとうございました。

1.【簡単な自己紹介】

・バイク歴
高校時代にこっそり原付免許を取得してから気づいたら大型自動二輪取得していました。。。

・このバイクを乗っていた期間
GSX1400には22歳から乗っていますのでかれこれ9年ほどの付き合いになります。

・普段のバイクの楽しみ方
大体峠を走り温泉に通い友達とふらふらとツーリングをすることも多いです。最近だと東京に引っ越してきて(元は神奈川)峠が近所にないので写真や動画を撮ることにハマっています。もちろん峠も大好きですが、峠を走りながら味わう爽快感でニヤけるのと同じく、いい写真が取れることに快感を得ています。(危ない人ではありません)
元々ちょっとクセがあるものが好きで、構造や仕組みを知りたがる性格ではありました。
友人たちが中型にステップアップし、お下がりでAPE50を購入。僕が遅くても友人たちはツーリングに誘ってくれ、遅くて迷惑をかけるのがイヤで、基本構造とキャブセッティングを独学で頑張ったのはいい思い出です。バイクの基本的な構造や考え方を知り、普通自動二輪にステップアップ。

・購入動機
SUZUKI INAZUMA400と出会い一目惚れ。
400とは思えないグラマラスボディと独特の油冷ノイズ、他のエンジンにはない造形美。。。ドンドンこのバイクが好きになり、のめり込んで行きました。初代は事故で廃車に。。。2台目を探すも選んだのはまさかのイナズマ。。。その熱量、キモい、鈴菌感染者と周りから言われながらも同じバイクを選んでしまいました。
ある日、「あれ?車検もパーツも保険も同じような金額なのになんで中型にステイしてるんだろう???」と疑問が沸き思い立ったように大型自動二輪を取得。自然な流れで油冷エンジン最大排気量を誇るGSX1400にたどり着きました。
当時後輩がアルバイトをしていたバイク屋でK7カラーでフルノーマル、走行距離800kmのGSX1400に出会います。
当時学生だった僕にはかなり高い買い物でしたが、大事に、このバイクで得られるであろう感動に投資するために心を決めました。
マフラーから始まり泥沼の如くカスタムは進み、ただただオイルと金を食いながらも僕に素晴らしい時間を与えるモンスターが生まれて行きました。

2.【満足している点・長所】

・用途に対して
満足な点を挙げるのは逆に難しいかもしれません。。。
友人とふらっと出かけるのも、峠を攻め倒すのも、ロングツーリングにも非常に懐の深いバイクです。
トルクフルで二人乗りでも苦はありませんし、座席もかなり広いです。
このシート下の収納力はクラスでも、二輪車全体で見てもトップクラスだと思います。
ETC、セキュリティシステム(スチールメイト)、USB電源×2など入っていますが全然余裕です。
USB電源をシート下に設置し、スマホ用電源コードをハンドル周りまで、タンク下やカウルの裏を通して這わせているのでハンドル周りのでの充電はもちろん、シート下でもモバイルバッテリーやカメラなどかなり汎用性の高い充電を行うことができます。思いっきり詰め込めば一泊の着替えくらいは入れられます。飲みかけのペットボトルなんかも入りますから、ツーリングでも当然のように手ぶらでバッグなどもありません。走行中カバンがずれたり、荷物の重量が体にかからず、ストレスが皆無というのは相当大きいのではないかと思います。小さな三脚やカメラなども収納できるので、写真撮影に行くのもとても気軽に行くことができます。

・走りに対して

走りの面では油冷1400ccが生み出すトルクは唯一無二で異次元の加速感です。反面ノーマルエンジンではバックトルクが強烈で二人乗りしている時にも気を使いますし、何より峠ではシフトダウンをしてコーナーに突っ込むと、フロントブレーキを使用してフロント荷重を作ることが難しくなりがちでした。これはT-REVの導入によって解消され、コーナー進入が楽しくなり、立ち上がりは自慢のトルクを楽しめます。

・見た目に対して
見た目は正直最初の感想は「いもっぽい」でした。
XJR1300に憧れたか?と思わせるようなデザイン、野暮ったいウインカーやシート、ラッパか?と思うような、とりあえず消音しときますと言わんばかりのどでかいマフラー。。。。
ノーマルの見た目は光るものはあるものの、どこか洗練さえれていない、なんとなく田舎臭さを感じる見た目でした。。。(個人的主観による偏見です)
そんな姿を一つ、また一つと自分好みに変えていけるのも、もしかしたらこのGSX1400ならではの長所なのかもしれません。

3.【不満な点・短所】

・用途に対して
不満な点。。。これは満足な点をあげる以上に難しいです。。。そう思いましたけど
いや、ありますね。たくさん。叩けばいくらでも埃が出る布団の如くありますね。

まず、整備性の悪さ。
これはダントツです。HONDA車を見習っていただきたいです。オイルフィルター交換するにもレンチはスズキだけ専用。。エアフィルター掃除するにもタンク持ち上げなきゃいけないし。。。
加えてパーツの少なさ。フロントフォークもオーリンズなど社外の設定がありません。多くの大型ネイキッドが43mm設定の中GSX1400だけ46mm。。。当然オーリンズなどポン付できるわけもありません。もちろん設定もありません。(中のスプリングは変えられます!)
おかげで剛性感はしっかりとしていますがカスタムの幅が狭くなりがちです。
ま、考え方によってはカスタムはポン付ではなく、考えて試行錯誤しながらオリジナリティあるものにするっていう楽しみ方ができますし。例えばT-REVも今やSP-kitが出ていますが、あの取り回し、α化、当時はありませんでした。。。製作元である寺本自動車に電話やメールを繰り返し(大西さん、その節はこんな素人を相手にありがとうございます)
慣れない回転工具を使い、ようやくワンアンドオンリーのキットを自作したり。。。あ、もはやこれは短所ではなくなってますね。最初は大変ですが慣れてくるととても楽しいです。

・走りに対して
走りに関しては他のネイキッド、例えばZRXやXJRと比べると確かに重く感じます。これは停車時だけではなく峠を走っている時も同じでした。
タイヤのサイズの問題もありますが、切り返しもGSXしか乗ったことがなければ感じませんが同クラス他車に乗ると重く感じるのも事実です。

・見た目に対して
見た目は。。。もはや長所で挙げたので今更書くことはありませんが、いもっぽいです。田舎娘感満載です。
経済的には他のバイクよりちょっと高いかもしれません。エンジンオイル4リットルではたりません。油を運んでると揶揄されることもあるくらいです。
タイヤもリアは190のタイヤですから180に比べ価格は高いです。
この辺はボディブローのようにじわじわと財布を攻撃してくるので覚悟が必要かもしれません。

4.【まとめ(こういう人におススメ等)】

絶対的な性能を求める方より、自分自身のオリジナルのカスタムを求めたり、ちょっと不便なところや個性を楽しめる方にはおすすめです。優等生バイクが好きな方には絶対にオススメできません。選んでしまった場合不幸な未来が待ち受けている可能性が高いです。
しかしながら、スズキのエンジニアたちが油冷エンジンというスズキのプライドを込め、世に放った情熱と個性の塊に共感でき少しでも興味を持っていただける方にはとてもオススメです。
走りもにおいても、カスタムにおいても、エンジニアたちの油冷エンジンにかけたプライドは素晴らしいものです。
また、記載したURLにある動画のようにバイクを通して素晴らしい仲間にも恵まれ、GSXが与えてくれた経験はかけがえの無いものとなっています。
懐は深く、羊の皮をかぶった狼的バイクです。僕は総じてGSX1400を生んでくれたスズキのエンジニアには心から感謝しております。

>>Webikeコミュニティで「riku」さんのバイク詳細情報を見る
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