あらゆる物体が動く時に発生する「静電気」。それを取り除くのが、NGCジャパンが特許を取得した帯電除去装置・スムースドライブシステムだ。そしてさらに新開発を果たした「アーシングヘルパー」は、静電気対策の決定版になるという。独特な色合いのボルトとつば付きワッシャーに、どんな秘密が隠れているのだろうか。
●文/写真:栗田晃 ●取材協力:NGCジャパン
帯電除去装置「スムースドライブシステム」の開発
物体が動くと必ず電気が発生し、それがゴムやプラスチック、ガラスなどの絶縁体に接触すると静電気となる。にわかには信じられないが、天下のトヨタがアルミテープで静電気対策を行ったことで、バイクやクルマ好きの話題に上る機会が増え、関心も高まった。
そんな静電気対策/除去の先駆者が、NGCジャパンの小林史和氏だ。氏は静電気がもたらす身の回りの不思議な現象を考察し、静電気のデメリットや解決手段を考え続けてきた。その結果、静電気によるフリクションを除去する「スムースドライブシステム」を開発。集めた静電気を独自形状のトゲ付きボルトやナットで放電させる発明は、帯電除去装置として特許が認められたのだ。
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◆NGCジャパン : スムースドライブシステム 商品ページ
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情報提供元 [ WEBヤングマシン ]