日本人の足にも合うイタリアンシューズ!SPIDIのシューズブランド「Xpd」の哲学を聞く

【ビッグマシン・ゼロ:文-大屋雄一 写真-真弓悟史/山内潤也/SPIDI】

Xpd(エックスピーディ)は、SPIDIのDNAを受け継ぐフットウエアブランドだ。最初のレーシングブーツ“XP-3”が日本に上陸してしばらく経つが、SPIDIとの関係を詳しく知る人は少ないはず。今回はセールスディレクターのシモーネ氏に、詳しい話を聞いてみた。

韻を踏んだブランド名で関連性を広くアピール

ライディング用の総合アパレルブランドとして知られるイタリアのSPIDI(スピーディ)は、世界初のレーシンググローブメーカーとして’77年に創業した。K・ロバーツの要望によって開発されたグローブは、彼のWGP500㏄クラス3連覇に貢献し、瞬く間にSPIDIの名が知れ渡った。

その後、デニムパンツやレーシングスーツ、ジャケットなどグローブ以外のアパレルを次々と投入。これにより首から足首までSPIDIの製品で揃えることが可能となったのだ。残るはヘルメットとフットウエアである。
「ヘルメットは製造方法からしてアパレル作りとは全く異なるので、これから先もSPIDIが手掛けることはないでしょう。ブーツについては、ユーザーからの要望が徐々に寄せられていたこともあって、’99年にフットウエアを開発することが決定しました」
そう証言してくれたのは、セールスディレクターであるシモーネ・フィンさんだ。彼がSPIDIに入社したのが’00年4月なので、まさにブーツの開発がスタートした時期なのである。

SPIDI セールスディレクター シモーネ・フィンさん

SPIDIのセールス部門における責任者。イタリアは外出制限中のため、今回のインタビューはウェブ会議ツールで実施した。

「’00年の早い時期に、社内の研究開発部門の中にフットウエアのチームを作り、そこにXpdという新たなブランド名を与えました。これはマーケティングにおける戦略で、トヨタやホンダなど多くのメーカーが別のブランドを持つように、SPIDIも既存とは異なる流通チャンネルや商業パートナーを活用したいと思い、あえて新しいアイデンティティを作成しました。Xpdという名前は、SPIDIとの関連性を分かってもらうために韻を踏んだのですが、分かりますよね(笑)。

ブランド名は異なりますが、SPIDIのフィロソフィーであるモータースポーツ・ライフスタイル、そしてデザイン、快適性、安全性の三つが製品開発の根幹にあることはXpdも共通です。デザインについてはレーシングスーツとの統一性を図るため、SPIDIのデザイナーが担当することはたびたびありますし、また快適性や安全性については共通のテクノロジーを採用することも珍しくないんですよ。

そして、フットウエアでよく心配されるのは、自分の足型に合うかということ。ウチはイタリアの会社なので欧州の細い足型で開発をスタートするのですが、快適性を追求していくと徐々に幅が広くなり、結果的にアジアの幅広な方にもフィットするようになりました。ですので、販売エリアによって足型を変えることはしていません」

フットウエアが他のアパレルと大きく異なるのは、地面やステップバーと常に接するソールの有無だとシモーネさん。ここに掛かる負担は想像以上に大きく、ゆえに最新のレーシングブーツXP-9Rはカカトの樹脂パーツとソールを一体成型とし、アクシデント時のはがれを完璧に排除している。

常にイノベーションを追求しているSPIDI。その考え方はXpdにもしっかりと受け継がれているのだ。

NEW XP-9R

●税込:6万5780円
●サイズ:23.5~31.0cm(全11 サイズ)
●色:黒、黒×白、黒×黄、黒×オレンジ

モトGPシーンで鍛えられた最高峰モデル。インナーブーツを着脱式とした新設計のアンクルガードシステム“AGS3”や、スライダーベースと一体成型のトゥガード、通気と可動性を兼ねたシャーリング部など、さまざまな新機軸を惜しみなく盛り込む。

Xpd -MOTOSPORT CULTURE BOOTS-

ブランド誕生当時から3つのシリーズを展開

日本ではXP-3をきっかけにブランドが認知されはじめたことから、どうしてもXpd=レーシングブーツのイメージが強いが、実は誕生当時からライディングシューズやカジュアルブーツも展開しており、この三本柱は20周年を迎えた今も継続中だ。
X-NASHVILLEに代表されるカジュアル系は、高品質な革製品で知られるイタリア北部のヴィチェンツァに本社を置く、SPIDIならではの技術が息づく製品と言えよう。

X-ZERO R

●税込:3万580円

X-ROAD H2OUT

●税込:2万5080円

X-NASHVILLE

●税込:3万2780円

CARBO TRACK EVO

●税込:4万7080円 ●サイズ:S~3XL
●カラー:赤、黒×黄、黒×白

SPIDI の最新にして最高峰のレーシンググローブ。トップレベルのプロテクション性能とフィット感、操作性を体感してほしい。

SPIDI 首から足首まで網羅するプレミアムブランドだ

世界初のレーシンググローブメーカーとして誕生したSPIDI。アパレル参入のきっかけとなったのはケブラー繊維入りのジーンズで、その後はレーシングスーツや透湿防水ジャケットなどを次々とリリース。世界中のライダーに知られる革新的ブランドとなった。

テクノロジーは一部共有

X-ROAD H2OUT

X-ZERO R


R&D部門が同じことから、SPIDIの技術がXpdにも流用される。代表的なのが東レと共同開発した透湿防水素材のH2OUTで、これは写真のX-ROAD H2OUTなどが採用。


特殊な樹脂をブロック状に並べた衝撃吸収パッドがSPIDI独自のウォーリア・テクノロジーだ。ジャケットのプロテクターをはじめ、SPIDIのグローブやXpdのシューズにも採用される。

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XPD : XP9-R レーシングブーツ 商品ページ

           

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